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自治体の皆さまへ

令和6年度予算を解説!(2)

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北海道札幌市

■ウェルネス(健康)、ユニバーサル(共生)
●健やかな生活を送るために
▽健康的な行動を促進〈拡充〉
3,100万円
民間企業や大学などと連携してイベントや情報発信を行い、働く世代など幅広く市民の健康意識を高め、健康的な行動を促します。

▽認知症疾患医療センターの運営を開始〈新規〉
1,500万円
認知症医療体制の中心的役割を担う医療機関を認知症疾患医療センターに指定し、運営費を補助。
新薬を用いた最新医療を提供するほか、かかりつけ医と連携するなど、認知症の方やその家族が地域で安心して過ごせる環境づくりを進めます。

●誰もが活躍する街へ
▽障がいがあり働く方の知識や技術の習得を支援〈新規〉
1,200万円
市内の企業で働く障がいのある方を対象に、ホームページの作成やプログラミングなど、ICTを活用する高度なスキルを得られる講座を開催。障がいのある方が活躍する場の拡大を目指します。

■脱炭素、経済活性化
●環境負荷の低減と経済成長の両立
▽GX※に関する投資を呼び込む〈新規〉
1億8,300万円
北海道が持つ再生可能エネルギーの潜在的な力を生かして、世界中からGXに関する資金・人材・情報が集まるアジア・世界の金融センターを実現し、札幌・北海道の経済を活性化するための取り組みを行います。
※グリーントランスフォーメーションの略。化石エネルギー中心の産業・社会構造から、クリーンエネルギー中心の構造に変え、経済成長につなげる取り組み

▽脱炭素化を推進〈拡充〉
1億100万円
市有施設への太陽光発電設備の設置に向けた準備を進めます。また、住宅の暖房・給湯機器のエネルギー源を灯油から電気・ガスに転換する費用や、事業者の太陽光発電導入にかかる費用を補助します。

■安全・安心なまちづくり
●野生動物による被害を防ぐ
▽市街地へのヒグマの侵入対策を強化〈拡充〉
3,100万円
人が生活する地域とヒグマの生息域を区別するために行う草刈り活動への支援を強化するほか、ドローンを活用したヒグマの調査などを行います。

●雪への対策
▽適切に対応できる除排雪体制の維持
275億6,400万円
道路や気象の状況に合わせた除排雪を実施。また、持続可能な雪対策に向け、1人乗り可能な除雪車の確保や、新たな融雪施設の整備などによる省力化・効率化を進めます。

●災害に備える
▽災害時に必要な物資を備蓄〈拡充〉
1億7,400万円
寒さ対策としてストーブや毛布を追加で確保するほか、新たに液体歯磨きやお尻拭きシートなどを備蓄。避難所での生活環境を向上させます。

▽土砂災害などへの対策を強化〈新規〉
8,900万円
効率的に土砂を除去し、救助活動を行うための資材や機材、二次災害防止用の監視システムを導入。また、消防学校内に土砂災害を想定した訓練施設を整備し、災害発生時に被害を軽減できるようにします。

●安心して暮らせるより魅力ある街へ
市では、誰もが生涯健康で活躍でき、魅力や活力があふれる社会の実現に向けて、さまざまな取り組みを進めていきます。私たちが暮らしやすい街を一緒につくっていきましょう。

■市民生活を支える
●物価高騰への対策
▽学校給食費の値上げを抑制〈補正予算〉
9億3,200万円
食材費の高騰影響分を公費で負担し、保護者の負担額を据え置きます。

▽プレミアム商品券の発行〈補正予算〉
23億500万円
詳細は本紙10ページで紹介しています。

詳細:財政課
【電話】211-2212

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