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information 今月のくらし

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北海道栗山町

◆~できることからはじめよう~地球温暖化対策 vol.2
▽熱中症予防[昨年6月に熱中症で4件の出動要請がありました]
熱中症は、気温や湿度が高い場所にいるうちに、体の調子が悪くなる状態です。屋外だけでなく、室内にいる時でも起こり、救急搬送や最悪の場合は死に至ることも。熱中症の正しい知識を知り、体調の変化に気を付けるようにするとともに周囲にも気を配り、健康被害を防ぎましょう。

○熱中症のサイン・対処を知る
(1)軽症(めまい、しびれ、立ちくらみ)
(2)中等症(吐き気、頭痛、倦怠感)

体を冷やして、水分補給
・エアコンが効いた室内や日陰に移動
・衣服を脱ぎ、体を冷やし体温を下げる
・水分補給は経口補水液がおすすめ
↓[改善しない場合]
医療機関で受診または救急車を呼んでください

(3)重症(けいれん、意識がない)

医療機関で受診または救急車を呼んでください

○暑熱順化するための動きや生活
運動は目安です。体質や体調、年齢などに合わせて、無理のない範囲で行ってください。
水分・塩分補給も忘れずに!
〈筋トレ・ストレッチ〉
・運動目安30分
・頻度目安週5回~毎日

〈湯船につかる〉
・頻度目安2日に1回

〈ジョギング・ウォーキング〉
・ジョギング運動目安15分
・ウォーキング運動目安30分
・頻度目安週5回

▽暑さに慣れる暑熱順化のススメ[ポイントは汗をかくこと]
体が暑さに慣れることで、暑い日に強くなることを「暑熱順化(しょねつじゅんか)」といいます。「やや暑い」環境で「ややきつい」と感じる程度の運動を続けることで、約2週間で暑さに強くなるといわれています。暑熱順化すると、熱中症になりやすい環境での体温上昇や心拍数の増加などによるストレスを軽減できるほか、汗をかきやすく、効果的な体温調節ができるようになり、熱中症になりにくくなります。

▽熱中症警戒アラート
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性に対する「気づき」をうながすもので、環境省のメール配信やLINEで受け取れます。危険な暑さが予想される場合に、警戒を呼び掛けるもので、発表後はこまめな水分補給、外出を控える、エアコンを使用するなどの予防行動を行いましょう。

熱中症患者発生率と日最高暑さ指数

問い合わせ:環境政策課ゼロカーボン推進グループ
【電話】76-7065

◆野焼きは法律で禁止されています
▽野焼きをすると有害物質の発生や罰則も
野焼きとは、構造基準を満たさない焼却炉でごみを燃やすこと、地面でごみを燃やすことです。ドラム缶、ブロック囲い、素掘りの穴などでごみを燃やす場合も「野焼き」に含まれます。
野焼きは、ダイオキシン類等の有害物質を発生させ、健康被害を招く危険性があるほか、悪臭・煙害・火災などで地域住民の方々に迷惑をかけることがあります。
「ごみの野焼き」「構造基準を満たさない焼却炉」での焼却は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により禁止されており、違反者には第25条により「5年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金のいずれか、または両方」が科せられます。

▽役場に言えば野焼きはできる?
役場に「野焼きをしたい」「庭からでる剪定枝を焼きたい」などの連絡がありますが、野焼きは法律で禁止されている旨をお伝えしています。
例外的に、風俗習慣上または宗教上や農業、林業・漁業の病害虫の予防等による焼却は認められていますが、周囲の状況、規模・天候(風)により焼却ができない場合もあります。

○野焼きが例外的に認められる場合
[下記の場合、火の発生源を事前に把握するため「届出書」が必要です。詳細は消防署(【電話】72-0150)にお問い合わせください。]

(1)公的機関が、施設管理を行うために必要な焼却
例)河川や道路の管理上必要な、草木などの焼却
(2)災害時または予防応急対策、復旧に必要な焼却
例)災害時や火災予防訓練における木くずなどの焼却
(3)風俗習慣上または宗教上の行事に必要な焼却
例)門松・しめ縄などの焼却(どんど焼き)
(4)農林業や漁業を営むためにやむを得なく行う焼却
例)稲藁などの焼却、焼き畑、病害虫予防
※畔シートや肥料袋などの資材、剪定枝の焼却は認められません。
(5)その他、焚火などの軽微な焼却
例)キャンプファイヤー、暖を取る焚火
※紙類・ビニール類などを焼却することは認められていません。

◆環境のことを考えてみませんか?6月は環境月間です
環境の日は、昭和47年にストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して国連で定められたものです。国では環境保全について広く関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高める目的として、環境基本法にて6月5日を「環境の日」と定め、環境庁の主唱によって6月が「環境月間」とされています。
・環境月間特設サイト
※二次元コードは本紙P.19をご覧下さい。

問い合わせ:環境政策課環境政策グループ
【電話】73-7511

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