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みんなのひろば

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埼玉県加須市

■01 加須のITSUZAI
○楽しみながら追究する
小林辰也さん
昭和15年生まれ。
公益社団法人日展会友※。一般社団法人光風会会員。
埼玉県美術展覧会(県展)洋画の部門で審査員を7回務める。光風会の推薦により、令和5年9月から、自身の作品『利根河畔』が首相官邸に貸出作品として飾られる。
ガーデニングや家庭菜園などさまざまな趣味と共に、楽しみながら絵を描き続けている。
※会友は10回以上入選した人に与えられる資格

80歳を超える今も、私が絵を描き続ける原動力は、楽しさや喜びだと感じています。
絵を描く楽しさを初めて感じたのは、小学4年生の頃でした。描いていたアカマツの樹に陰を入れたことで、その輪郭が際立ち、自分の描きたかった絵が思いがけず描けたのです。そのときの感動は、今でも忘れられません。
私が描きたいのは、空の広がりや水のきらめきなど、身近な風景の中にあって、自分が感動したものや空間から直感的に伝わってくる「中身」のようなものです。描きたいものの内側にある「何か」を吸収できなければ、形だけは描くことができても、「絵」にはならないと感じています。時には、とても時間がかかることもあります。昔、飼っていた馬の絵を描こうと思ったときは、世話を始めてから1年が経って、ようやく描き始められました。
絵を描くときに気を付けているのは、意識して作り過ぎないようにすること。頭で考えて完成させた絵は、後々、つまらないと思うことが多いです。直感を大切に描き上げた絵は、同じような風景でも1つ1つが異なっていて、後になって見返したとき、思いもしない発見があって楽しいのです。
絵を描いている途中で、失敗したと思うことは何度もあります。でもそのたびに、描き方や色づかいを変えるなど、くじけずに思い切ってやってみる。そうして、失敗を乗り越えられたときの喜びが、やりがいとなっています。
これからも「迷ったらやってみる」ことを大切に、自分が本気になれる絵を、楽しみながら描き続けていきたいです。

■02 あったかぞく
○ゆかいな家族
熊坂拓也さんご家族
紹介者:未唯(みゆ)さん(小学4年生)
※作文は、本紙13ページをご覧ください。

■03 なかまとともに
○全員野球
加須市スポーツ少年団 礼羽ホークス(軟式野球)
監督 菅原憲二さん

礼羽ホークスは、昭和43年に設立された伝統ある少年野球チームで、礼羽小学校を拠点としています。チームのスローガンは『全員野球』で、楽しく活動しています。今年は唯一の6年生であるキャプテンが、多くの下級生たちを引っ張っています。男子11人、女子3人の計14人が在籍し、個性あふれるメンバーで構成された味のあるチームになっています。
まずは、野球ができる環境に感謝し、挨拶や返事などの礼儀を学び、最終的には仲間を信じる心を育て、リーダーシップを身に付けることを目指しています。そして、将来、こどもたちがそれぞれのフィールドで活躍できるような指導を心がけています。
今後も、私たち指導者や卒業生、保護者が一体となり、こどもたちと一緒に野球を楽しみながら、彼らの成長を見守っていきたいと思っています。

礼羽ホークス
活動日時:土曜日 8時~12時、日曜日 8時~16時
活動場所:礼羽小学校校庭・体育館

問合せ:根本団長
【電話】080-5048-8280【メール】urd6catx@i.softbank.jp

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