◆空き家に関する市の制度などをご紹介します!
◇空き家を売りたい、貸したい
「空き家バンク」は空き家を売却・賃貸したい方と、空き家に住みたい方を結ぶための支援制度です。熊谷市では、埼玉県北部地域の近隣6市町と連携し、不動産関係団体の協力のもと、売却や賃貸を希望する空き家を紹介する「埼玉県北部地域空き家バンク」を共同開設しています。
登録の対象となる空き家は、個人所有の戸建て住宅とその敷地で売却・賃貸したいという方が持つ物件情報を、空き家バンクのホームページ掲載などを通じて情報提供します。
お申込みにより、不動産関係団体に所属している宅地建物取引業者と、登録しようとする空き家についての活用相談を行っていただくことができます。
◇庭木の剪定(せんてい)や除草をするのが難しい
熊谷市と協定を締結している熊谷市造園業協力会では、樹木の手入れ、伐採、枝下ろし、除草などを行っています。(費用は有料です)
詳しくは、下記へお問い合わせください。
問合せ:熊谷市造園業協力会
代表連絡先:(株)久保造園土木
【電話】048-523-2243
◇空き家を利活用したい
・熊谷市空き家利活用(地域活性化リフォーム等)補助金
空き家を地域交流施設や子育て支援施設など地域活性化施設に10年間活用するために要する改修工事費用の一部(限度額200万円)を補助します。
制度の利用には条件がありますので、詳しくは事前に安心安全課までお問い合わせください。
◇空き家を解体したい
・熊谷市空き家等除却補助金
利活用が困難な、周辺の生活環境に悪影響を及ぼしている危険な空き家の除却を推進するため、所有者などが空き家を除却・解体する場合、工事費用の一部を補助します。(限度額30万円)
制度の利用には各種条件がありますので、詳しくは事前に安心安全課までお問い合わせください。
補助対象:そのまま放置すれば周辺に悪影響を及ぼすおそれのある状態にあると判定された空き家(今年度から範囲が広がりました)
対象者:補助対象住宅(空き家)の所有者、相続人など(法人は除く)
対象工事:市内事業者が除却・解体する工事
申請方法:申請書類を添付し、6月3日(月)~11月29日(金)に安心安全課へ直接提出
※申請前に事前相談(5月13日(月)から開始)が必要になります。なお、申請前に解体工事に着手している場合は補助対象になりませんので、必ず着手前に申請してください。
◆問題を先送りしないことが大切
特定非営利活動法人 熊谷相続研究会
田島 篤 理事長
令和3年度の市民協働「熊谷の力」空き家問題解決支援事業に携わったことをきっかけに、熊谷市と連携しつつ、空き家相談窓口業務を行っています。空き家問題は相続に由来することが多いのですがそれ以外にも多分野にわたる問題が絡み合って手が付けられなくなっていることも少なくありません。また、所有者が遠方にお住まいの場合などどうしても当事者意識が薄くなってしまい、そのまま問題が先送りされてしまうことが多いようです。
「空き家となった実家をどのようにすべきか」、「この空き家を持っていることで、私は今後どうなってしまうのか」などと心配しつつも、何から相談したら良いのかも分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、相談者のお話を伺い、現地調査や各種書類の確認などを通じて、時には本人も気づいていなかった問題も含め、課題を「見える化」し、解決のためにはどのような手続が必要となるのかという具体的な方法や、解決に向けた全体的な道筋を見通してあげるなど、相談者が迷子にならないよう助言できる専門家の関与が大切になってきます。
問題を先送りすることなく、解決に向けた第一歩を踏み出すためにも、まずは市の担当窓口(安心安全課【電話】内線332)や専門家に相談されることをお勧めします。
◆空き家の管理などでお悩みの方は各種相談先へご相談ください。
空き家の処分や利活用、管理などには、さまざまな知識が求められるため、所有者が個人で行うことは容易ではありません。
売却・賃貸、解体、登記・法律相談、リフォームなどの専門的な内容について、関係団体に相談してみましょう。
※各関係団体の問合せ先については、本紙5ページのコードからご確認いただくか、安心安全課までご相談ください。
問合せ:安心安全課
【電話】内線332
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