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【特集】MALL DESIGN 活動レポート

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埼玉県羽生市

■「想い」がつながり、動き出す。
〝未来の商店街(モール)をデザインしよう〟をコンセプトに、地域活性化に取り組む『MALL DESIGN(モールデザイン)』。
活動拠点の整備やイベントの開催、飲食店、アトリエ、オフィスの出店など、想いを持つ人たちがつながり、まちの景色が動き出しています。

■MD(エムディー) Library(ライブラリー)でまちとひとをつなぐ
令和3年3月、松原通り商店会の旧洋品店「三越屋」の建物を改装し、活動拠点MD(エムディー) Library(ライブラリー)(MDL)がオープン。建物内には、市民の皆さんが思い出を添えて寄贈した数多くの本や家具が所蔵されています。コンセプトは「まちのえき」。図書室、スモールオフィス、自習室、イベント会場など、誰もが気軽に、多目的に利用できる空間です。
普段は図書室として使われていますが、オープンから約3年が経ち、市民や市内企業などと連携した催しを多数開催。歴史ある建物と寄贈品、商店街を訪れた人同士が、まちや人とつながる場となっています。
11月3日(祝)には、市民プラザ近くの遊休空間を活用し、MD(エムディー) Gallary(ギャラリー)を開きました。障がいをもつ人たちの絵を展示し、MDLから続く道と展示品、関わった人々が交わる様子から、イベントを「交差展」と命名。今後も取り組みを続け、訪れる人や住む人がわくわくする商店街をつくっていきます。

◇「遊休資源」をまちの魅力に
空き店舗や空き地などを資源と捉え、物件オーナーの協力を得ながら調査や清掃を行い、イベント会場や出店場所として活用。県の支援で、松原通り商店会の店や民家の軒先に花や木を置く緑化活動も実施。地域とのコミュニケーションを図っています。

◇まちの「プレーヤー」を発掘
創業希望者との交流会を毎年開催。まちのプレーヤーとなり、魅力をつくる方が交流。タルト屋を出店し、ロールモデルとなる方も。今後は、「私らしさ」「好きなこと」「地域の困りごと」を基にした小さなシゴト・コミュニティー、「はねすと」を結成します。

◇まちの資源を生かし「テーマ」を表現
まちのイベントと連携し、実行委員が出店者となって、まちを知り、まちに関わる人を増やします。出店は「遊びと学び」をテーマとし、木工教室や古本市、商店街スタンプラリーを開催。八雲神社の美化や、にぎわいづくりを始めた実行委員も活躍中です。

■MALL DESIGN
実行委員長[デザイナー]
入江秀典さん

◇子どもが遊べる商店街に
羽生市出身で、市内でデザイン事務所を営み、印刷物のデザインの仕事をしています。幼い頃から父が地域活動をしていたので、自分も将来は地元に貢献したいと考えていました。
20・30年後も続く魅力ある商店街は、子どもが遊びたいと思える場。まずはその基礎を作りたいです。「自分たちのまちを自分たちの手で楽しく」。皆さんもその一員になりませんか。

■実行委員(サポーター)を募集しています
MALL DESIGN実行委員では、「地域」「スペース」「イベント」「メディア」という4つのチームで活動しています。一緒にまちへ飛び込み、未来の商店街をもっとわくわくするエリアにしませんか。
対象:
・羽生市のことが好きな方(年齢・性別・経歴不問)
・可能な時に活動へ参加し、イベントなどのお手伝いができる方
・商店街に出店してみたい方など

◇「応援金・協賛応援」のご案内
私たちは個人・団体・企業の応援金などで活動しています。ご協力をお願いします。

問合せ:MALL DESIGN実行委員会事務局(商工課・市民プラザ内)
【電話】560-3111

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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