■手土産に悩んだらコレ!
和泉市のお土産品が新たに4品追加され、全部で10品になりました。市の特色と地域資源を活かした和泉市ならではのお土産品です。
お土産をもらった人が食べるときに、「和泉市から来てくれた○○さんからもらったんだったなぁ」とあなたを思い出すはず。記憶に残るお土産を持って行きませんか?
■新しいお土産4品を紹介
◆パンにつけるだけなんてもったいない[れもんバター]
和泉市産のれもんをふんだんに使用したバターです。
和泉市産はちみつと北海道バターをブレンドし、れもんの果汁と果皮をできる限り使用することで、香料を使用せずとも、れもんの味わいが感じるよう食感と風味を高めました。
れもんが主役の全国的にも珍しいバターです。
アイスクリームやヨーグルトなどと一緒に食べても美味しいです。
内容:1個190g
価格:1,058円(税込)
販売者:なやファーム【電話】26・3978
◆上品な甘さでサクサク ついつい手が出る[THE和泉ラスク]
和泉市産のはちみつを生地に練りこんだラスクです。
生地には、ラスクとしてはあまり使用されない高級食パンを使用しており、小麦の香りと優しい甘さをお楽しみいただけます。パッケージも高級感漂うデザインに仕上げています。
内容:150g
価格:1,080円(税込)
製造者:株式会社DreamFantasy【電話】38・1660(小麦の奴隷 大阪和泉店)
◆いちごの風味が他のチョコとは違う[いちごクランチ]
和泉市南部の名産である、いずみ小川いちご農園の青ハウスで栽培した和泉市産完熟いちごを使用しています。
フリーズドライ加工したいちごは少し粒感を残すことで、よりいちごの味を楽しめるように仕上げました。
パッケージは、いちごをモチーフにしており、いずみ小川いちご農園で生まれたやぎの可愛いイラスト入りです。
内容:10個入り
価格:580円(税込)
販売者:株式会社ベリープラント喜平【電話】90・3000
▽お土産作りのこぼれ話
[株式会社ベリープラント喜平 飯阪さん]
令和2年、コロナでいちご狩り等のイベントができず、いちごが大量に余ってしまうということがありました。こうしたいちごの活用について大阪府から相談を受けた江崎グリコ株式会社さんが、社会貢献につながる取り組みであるとして、当園のいちごを使用したカプリコ(チョコレート菓子)を販売したことがありました。
このお菓子が大変好評だったので、当園のいちごを使用したお菓子を自分たちでも作ってみようと思っていたところ、市の土産品開発支援事業の募集があったので、チャレンジしてみるこ
とにしました。
こうしていちごクランチの開発がスタートしました。一からいちごをお菓子にするのは非常にハードルが高かったのですが、フリーズドライを得意とする市内会社(レース食品株式会社)の協力を得て、開発を進めていきました。
フリーズドライにするといちごの分量が1割程度になってしまいます。例えば、70kgのいちごが6kgか7kg程度になります。分量が減る分、いちごの持っている美味しさがギュッと凝縮したような感じになります。
また、使用する品種は紅ほっぺ、あきひめ、星うらら、かおり野、よつぼし、さがほのか、おいCベリーなど7品種です。赤い色が鮮やかに出るいちごをメインに使用していますので、いちごクランチはほぼ着色料を使っておらず、いちごそのものの色になっています。皆さんに安心して食べてもらえると思います。
製作にあたって考えたことは、いちごの配分です。配分を多くしたからといって美味しくなるとは限らないので、いちごとチョコレートとの配分に気を遣いました。
いちごクランチの箱についても、やぎのうららちゃん(いちご農園で飼育している人気のやぎ)のイラストを使い、かわいく仕上げました。手に取ってみてください。
◆ふわっとしっとり白いカステラ[いずみの國のおかげさま『SAKE 粕(かす)て〜ら』]
和泉市のお米から作り上げた日本酒「大でき」の酒粕を使用したカステラです。酒粕を使用することで見た目は白いですが、保存料や着色料などは使っておらず、人と環境に優しい無添加なスイーツです。コクのあるやさしい味わいで、お酒が苦手な人でも食べやすく仕上げました。
一般的なカステラとは違った風味豊かな味わいをご堪能ください。
内容:パッケージは2種類「大(おお)でき猫」「荷宝蔵壁(にたからぐらかべ)のむだ書(がき)」
価格:1,600円(税込)
販売者:株式会社きさんじ【電話】58・8488
▽お土産作りのこぼれ話
[株式会社きさんじ 中原さん]
株式会社きさんじは土産品として昨年パールチョコを製作しましたが、他に何か和泉市の土産品となるものを作れないかと思いSAKE 粕て〜らを作りました。
きさんじプラス(市役所物販棟2階)はカフェの営業も行っているので、コーヒー業者と繋がりがあります。コーヒー業者は洋菓子製造に関わっている人をよく知っているため、カステラの製造に関わっている人を紹介してもらい、製作にこぎつけました。
また、酒粕を使用したのは純米酒である大でき(※注1)で何かできないかと考えたのがきっかけです。
酒粕を使っての商品としては大福やおまんじゅうを試作しましたが賞味期限が短く、お土産品としては難しいと感じました。しかし、このSAKE 粕て〜らは常温で40日持つのでお土産品としては最適だと思っています。酒粕を使っているおかげで余計な添加物を使用せずに賞味期限を延ばすことができました。
このカステラのこだわりは、「白さ」です。白く作るために通常よりも黄身が白い「ピュアホワイト」という卵を使用しています。また酒粕特有の香りが芳醇なのも特徴的です。
包装紙にもこだわっていて、2種類用意しています。歌川国芳(うたがわくによし)が描いた浮世絵「荷宝蔵壁のむだ書」とその中に描かれている「大でき猫」です。
和泉市のお土産にSAKE 粕て〜らをお選びください。
(※注1)和泉・大でき(純米酒)…和泉市の辻農園で収穫した「キヌムスメ」という食米を使用し、友好都市である和歌山県かつらぎ町の初桜酒造で醸造しています(季節限定品)。このお酒は、和泉市久保惣記念美術館所蔵の歌川国芳が描いた浮世絵「荷宝蔵壁のむだ書」の中に描かれている「大できねこ」に由来し、名付けられました
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