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防災特集 みんなで学ぼう!災害時のトイレのこと(2)

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大阪府大阪市東淀川区 クリエイティブ・コモンズ

■簡易トイレって何?
そうそう、災害用のトイレには、携帯トイレの他にも簡易トイレもあるって聞いたけど、何がちゃうんかな?

簡易トイレとは、便器そのものの破損などにより、ご自宅のトイレが使用できなくなった場合に使用する、便座のある緊急時のトイレのことで、携帯トイレとセットで使用します。簡易トイレについては、ご家庭の事情に応じて、購入を検討してください。

そうなんや!同じトイレという名前でも全然ちゃうんやね!

簡易トイレがなければ、応急的に段ボールやバケツで代用することもできます。
ご家庭にあるもので便器として使えるものがないか、あらかじめ確認しておくと安心ですね。

災害時のトイレのこと、よくわかったわ~。早速、おかんにも教えたろ!
おかん!トイレも備えよな!

■まとめ
▽携帯トイレとは?
汚物処理用の袋と凝固剤がセットになったもので、1回分の個包装のものや数十回分がセットとなったものなど、様々なタイプのものがありますが、携帯トイレがあれば、自宅のトイレの便器を使用して用を足すことができます。
なお、携帯トイレは、ホームセンターなどで販売されています。

▽簡易トイレとは?
持ち運びが可能な便座のある小型トイレで、折りたたみ式のものや組み立て式のものなどがあり、便座に携帯トイレをセットして使用します。簡易トイレは、便器が破損した場合や避難所での使用を想定していますので、ご家庭の事情に応じて準備してください。なお、簡易トイレもホームセンターやインターネットの通販サイトなどで販売されています。

■在宅避難のための備えを始めましょう!
災害時の避難というと、避難所である小中学校などでの避難を考えがちですが、ご自宅での居住の継続ができるのであれば、住み慣れた自宅での「在宅避難」をお願いします。自宅であれば避難所では難しいプライバシーの確保ができますし、今後も、新型コロナウイルスのように感染力の強い感染症がまん延している状況下で災害が発生するかもしれません。また、在宅避難が困難である場合は、「分散避難」といい、近くの安全な建物にお住いの親戚や知人の家での避難をする方法もあります。自宅の倒壊などで避難所に避難する必要のある方々が利用できるよう「在宅避難」や「分散避難」も考えてみてください。

▽在宅避難のためにその1 家具の固定
阪神・淡路大震災では、死亡者の約10%、負傷者の46%が家具類の転倒によるものといわれています。ご自身やご家族の命を守るために、家具の固定をしておきましょう。

▽在宅避難のためにその2 耐震診断・耐震改修
大阪市では耐震診断・改修費用の一部を補助する制度があります。
詳しくは、大阪市都市整備局耐震・密集市街地整備受付窓口(【電話】06-6882-7053)にお問い合わせください。
民間戸建住宅等の耐震診断・改修等補助制度のパンフレットはこちら

▽在宅避難のためにその3 備蓄
災害時に必要な食料、水、生活用品などは最低3日分(できれば7日分)の家族の人数分を準備してください。例えば、水は1人あたり1日3リットルを目安としますので、4人家族3日分であれば、36リットル(2リットル6本入りでは3箱)が必要です。まずは、ローリングストック法も活用して、できるところからはじめましょう。
このほかにも、「温かい物」を食べられるカセットコンロとガスボンベ、停電に備えてスマートフォンの充電用にモバイルバッテリーや照明用のランタンなどもあると重宝します。もちろん携帯トイレも忘れずに!

▽在宅避難のためにその4 情報収集
大阪防災アプリ
東淀川区公式X(旧Twittwr)
大阪市公式LINE

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区役所HPもご覧ください!
「東淀川区役所 防災」検索

問合せ:安全まちづくり1階8番
【電話】06-4809-9820

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