毎月、市立小・中学校の取り組みや注目の人物、普段取り上げられない教育現場の舞台裏などを紹介・お知らせします。
今月は、第四中学校の校区「四中、別府小、味生小」で行っている取り組みについて「子どもたち自身が作る学校文化」をテーマに紹介します。
各学校の取り組みや市の教育の最新情報をYouTube「摂津市教育委員会チャンネル」で配信中!
◆第四中学校
◇生徒が作る!新しい学校のカタチ
四中では、生徒が中心となって”新しい学校”を作ろうと奮闘しています。
生徒の代表「生徒会執行部」が、全校生徒の意見をまとめた要望書を作り、学校に提出。その結果、いくつかの要望が採用され、校則の見直しに繋がりました。
昨年は制服のリニューアルを実現し、今年はかばんの自由化に取り組んでいます。
・生徒会長 谷中さん
「執行部は大変さもあったけど、学校のことを知り、自分で変えられることを実感できた。今回の要望書でも、実現できるできないではなく、全校生徒を巻き込めたことが良かったと思う」
・生徒会 高木さん
「メンバーに恵まれ、毎日楽しい。自分たちは着られなかったけど、後輩のために制服を変えられたことがよかった。その他の要望も実現できたらうれしいな」
◆別府小学校
◇あつまれ!べふっ子‼羽ばたけ“べふれんず”
「あつべふ」は、児童たちが身につけた力を発揮する実践の場として大切にしている取り組みで、“べふれんず”たちが教職員のアドバイスを受けながら内容を考え、準備し、開催しています。
児童たちが「なりたい自分」についてのイメージを広げることをねらいとして「今、努力していること」を発表したり、運動会などの学校行事をとおしてどのように成長したかを確認したりといった活動をもとに3月には「なりたい自分」発表会をする予定です。
別府小では「よりよい学校にしたい!」という思いを持って自ら希望し集まった“べふれんず”と呼ばれる児童たちが主体的に運営する『あつまれ!べふっ子!!
(通称「あつべふ」)』という集会を行っています。
◆味生小学校
◇よりよい学校生活のために
味生小学校では、月に1度行う児童集会の司会進行は児童会役員が務めるなど、児童たちが主体的に運営しています。
9月の児童集会では「学校生活をよくするためには」をテーマに、教育用タブレット(iPad)を活用して資料を作成し、オンライン集会でプレゼンテーションを行いました。これからも児童集会の取り組みを中心に、児童の主体性を伸ばしていきたいと思います。
私たち児童会役員は「学校生活をよくしたい」という思いから、3つのことを考え、全学年に呼びかけています。
(1)児童会目標
「前向きにあきらめずがんばる味生っこ」を意識していますか?毎日意識しましょう!
(2)味生四か条
守っていますか?最近は、廊下でのけがが増えています。四か条のひとつ”廊下を歩こう”をしっかり守って、けがをする人を減らしましょう!
(3)持ち物について
学校に必要ないものを持ってきていませんか?学校は勉強する場所です。勉強に関係のないものを持ってくるのはやめましょう!
問い合わせ:学校教育課
<この記事についてアンケートにご協力ください。>