チャレンジする力・生き抜く力・つながる力を育む門真市キャリア教育

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■将来の自立をめざして自分の生き方を見つける子どもへ
・ラジオ局の職業体験を通して、学んだことや感じたことを、伝わりやすいようにまとめて発表しました。
・プロの音楽家の生演奏を聴きました。ヴァイオリンなど楽器の演奏体験をして、音楽の楽しさを学びました。
・フードドライブについて自分たちで考える学習です。調理員さんにインタビューしました。
・リサイクルプラザの仕事内容、市のゴミ処理、食品ロスを学びました。間近でパッカー車がどんな動きをするのか見ることができました。
・警察署へ行って、警察官の仕事を教わりました。かっこいい大きな白バイにも乗せてもらいました。
・中学校区の児童・生徒が地域の皆さんと一緒に、パナソニック野球部の選手たちと交流し、つながりを深めました。

■キャリア教育
市では、門真市がめざす子ども像として「将来の自立をめざして自分の生き方を見つける子ども」を掲げています。
小・中学校9年間の連続した学びの中で、将来の自立に向けて必要な基礎となる資源や能力を育てるために、キャリア発達を促す教育を実施しています。
本特集は、市内小・中学校で実施するキャリア教育の様子をご紹介します。

■〔門真市がめざす子ども像〕将来の自立をめざして自分の生き方を見つける子ども
◆門真市教育振興計画2021「門真市版キャリア教育でつけたい力」
◇チャレンジする力
・新しいことに挑戦する
・情報の収集、整理・分析する力
・新たな疑問を見つける　など
◇生き抜く力
・将来の夢や目標を持つ
・職業や働き方を知る
・働くことの意義・役割を理解する　など
◇つながる力
・場に応じた適切な会話ができる
・コミュニケーション能力
・チームワーク　など

●職業や働き方について知る
大阪府庁で「子ども模擬府議会」を体験。府の職員から説明を聞き、実際に議長席や知事席に座りました。
●コミュニケーション能力
ケーキ屋さん体験。注文を聞いたり盛り付けたり、お金の計算をしてかぼちゃのケーキを販売しました。
●職業や働き方について知る
ホームセンターの職業体験では、どうすればお客さんに見えやすいかを考えながら商品を並べました。
●新しいことに挑戦する
助産師さんの出前授業。赤ちゃん人形の抱っこ体験や妊婦体験を通して命の大切さ、妊婦さんの気持ちを学びました。
●チームワーク
パナソニック野球部の選手たちと、息を合わせて汗いっぱいに走り回りました。
●働くことの意義や役割の理解
図書館の仕事を体験。本の貸し出しや管理方法を知りました。
●将来の夢や目標を持つ
パナソニックパンサーズの選手にバレーボールを教わりました。
●場に応じた適切な会話ができる
校長先生にインタビュー。「どうして校長先生になったのですか」など丁寧な言葉づかいで色々な質問をしました。
●情報を収集し、整理・分析する力
SDGsがテーマのグループ発表。みんなで協力して、調べたことをスライドにまとめました。
●新しいことに挑戦する
お菓子作りに挑戦。お菓子が出来上がるまでの作業を教わりました。

◆市立小・中学校のキャリア教育の取り組み
教育センター職員　玉田さん
教育企画課職員　小林さん
◇キャリア教育とは
社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現していく過程を「キャリア発達」と言い、一人ひとりが社会的に自立するために必要な基盤となる能力を育てることを通して、このキャリア発達を促す教育がキャリア教育です。
◇門真市ではどんなことを
人とのつながりの中で自分の生き方を見つけてほしいという思いを共有しながら、さまざまな立場の人と関わり合って子どもたちの自立をめざすため、「門真のめざす教育」では『縦』『横』『将来の自分』3つの「つながり」を大切にしています。門真市教育振興基本計画の基本目標で掲げる3つの力『チャレンジする力』『生き抜く力』『つながる力』に、「つながり」の視点を取り入れたものが「門真市版キャリア教育」です。
◇門真で育つ子どもたちのために
各校の先生と教育委員会が一緒になり、市内全ての小・中学校に加え、中学校区においても全体計画を見直すなど、キャリア教育を進めています。これからの予測困難な社会の変化にも柔軟に対応し、子どもたちが心豊かに生きていけるよう、門真市全体でキャリア教育を推進していきます。

市教育委員会では「キャリア教育指針」を定め、市内小・中学校においてキャリア教育に取り組んでいます。詳しくは市ホームページ参照

問合先：教育センター
【電話】072-887-6715