■119番通報要領
消火活動や救助活動、救急活動は、1分1秒を争う時間との勝負です。皆さまの正しい119番通報は、迅速で確実な消火活動や救命活動につながります。いざという時に、落ち着いて119番通報ができるよう、日頃から手順などを確認しておきましょう。
※本紙をご参照ください。
◇火災などの災害案内
【電話】23-3400
※119番は緊急回線です。災害案内はできません。日南市防災メールでも案内しています
■119番映像通報の運用を開始しました!!
消防車や救急車の要請方法は、電話だけでなく、スマートフォンを使った119番通報システムでも通報することができます。
ほかにも、Net119システムやFAX119などの要請方法があります。詳細は、日南市のホームページをご覧ください。
◇119番映像通報とは…
通報者が撮影した映像を消防に送信する119番通報の新しい仕組みです。119番通報時に、火災や交通事故、重症な患者などの通報内容から、指令員が必要と判断した際に、通報者の同意を得て利用を案内します。
言葉では説明しづらい現場の状況を明確に伝えることで、迅速な災害対応や急病人、けが人に対する効果的な応急手当ての指導を行うことができ、通報者の安心にもつながります。
・送信された映像は、指令員の現場判断と救急隊、消防隊などとの情報共有のためのみ使用します。
・映像通報にかかるパケット通信料(URLへのアクセスおよび動画送信など)は通報者の負担となりますので、ご了承ください。
◇病院照会について
「119番回線」は、火災や交通事故などのけが、急病など、緊急時のための「緊急専用回線」になりますので、緊急時以外の病院照会は行っていません。
消防本部では、管内および近隣の受診が可能と思われる医療機関の情報提供はできますが、受診される際は、直接医療機関へ連絡し、確認してください。
■AEDを設置しています!!
本市では、公共施設などに87台、市内のコンビニに20台のAEDを設置しています。
また、病院や福祉施設、事業所など、AED貸し出し協力施設として88台の利用可能な協力施設があります(令和6年6月現在)。
AED設置場所には、設置標識やのぼり旗が設置されています。また、消防本部では、協力施設を随時、受け付けています。
◇AEDと市民の方の勇気で救えた命があります。
令和2年3月、市内のコンビニに設置したAEDを使用し、救命した事例があります。近くの方がいち早く応急処置(心肺蘇生)を実施することで、社会復帰率の向上につながります。
ぜひ、AEDの使い方と心肺蘇生を学びましょう。
■その場に居合わせた人による心肺蘇生のできるまち
大きなけがや心肺蘇生が必要な状況では、119番通報から救急車到着までの心肺蘇生法や応急手当の有無が、救命率を大きく左右します。消防本部では「その場に居合わせた人による心肺蘇生・応急手当のできるまち」を目指し、管内各地で救命講習を実施していますので、その一部をご紹介します。
◇中学校での救命講習の様子
6月に市内の中学校2年生30人に対して、救急救命士2人を派遣し、心肺蘇生法やAEDの取り扱い、命の大切さを学ぶことを目的とした救命講習を実施しました。令和5年度は、83回の講習会を実施し、1508人の市民の方々に救命講習をしています。講習会については、随時、受け付けていますので、消防本部警防課までお問い合わせください。
■ドクターヘリとの連携活動について
宮崎県では、現在、宮崎大学医学部附属病院を基地として、ドクターヘリを運航しています。
ドクターヘリとは、救急専用の医療機器などを装備し、救命センターなどに常駐する医師および看護師が搭乗するもので、救急隊と連携し、生命の危機が切迫している重症患者に、速やかな救命処置と搬送を行うヘリコプターです。
日南市消防本部でも、平成24年の運航開始から、令和5年度までの間、445件の要請を行いました。ドクターヘリは、出動した救急隊や、119番通報を受けた指令係職員の判断で要請され、迅速な救急活動が行われているところです。
ドクターヘリは、公共の公園、学校のグラウンドなどに離着陸します。付近の住民の皆さまには、騒音や砂埃など、ご迷惑をおかけすることがありますが、救命のため、ご理解とご協力をお願いします。
問い合わせ:消防本部警防課
【電話】23-1316
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