大腸がんにかかる人は増加傾向にあり、中でも、女性のがんによる死亡の※第1位、男性は※第2位です。
※がんの統計2024より
◆大腸がんってどんな病気?
大腸(結腸・直腸)に発生するがんで、腺腫(せんしゅ)という良性のポリープががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。
症状として、便に血が混じる(血便や下血)、便の表面に血液が付着するなどがありますが、早期ではほとんど症状がありません。しかしながら、大腸がんは早期発見・早期治療で95%以上の人が治ると言われています。
「大腸がん検診」では、症状のない人を対象に30歳から毎年1回の「便潜血検査」を行い、がんの早期発見・早期治療につなげています。
◆「便潜血検査」って?
自宅で2日分の便を取るだけの簡単な検査で、痛みも食事制限もありません。
◆なぜ便を取るだけでいいの?
大腸に「がん」や「ポリープ」があると、便とこすれて出血することがあります。検査では、この便に潜む血液の有無を調べ歴史探訪て、病気の疑いを見つけます。
便潜血検査で、陽性(要精密検査)だった場合は、精密検査(全大腸内視鏡検査)を受けましょう。理由を付けて検査を先の伸ばしにしたり様子をみるといった自己判断には要注意です。検診を受けた人の中から、毎年がんやポリープの人が見つかっています。
◆検診を受けたい場合は?
市内医療機関または、集団検診(公民館など)で受けることができます。対象は、30歳以上の日向市民です。10月から集団検診で市内の各会場を回ります。日程などの詳細は6ページをご覧ください。
※本紙6ページをご覧ください
検診の受け方は下の二次元コードから確認してください。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
◆症状がある場合は医療機関へ
便に血が混じる・付着する、急に便の太さが変わった、便秘や下痢を繰り返す、腹痛や腹部のしこりなどの症状がある場合は、迷わず医療機関を受診しましょう。
問い合わせ:健康増進課
【電話】66・1024
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