歯を失う原因のほとんどがむし歯と歯周病です。歯周病は歯周病菌に感染して、歯肉などの歯を支える組織が破壊される病気です。歯肉の炎症から始まり、歯の土台となる骨まで破壊され、最終的には歯が抜けてしまいます。予防、診断、治療を適切に行い、いつまでも健康な歯を保ちましょう。
◆歯周病のセルフチェックをしてみましょう
・口臭を指摘された・自分で気になる
・歯磨き後に、毛先に血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある
・歯肉を押すと血や膿が出る
・歯が浮いたような気がする
・歯が揺れている気がする
・朝起きたら口の中がネバネバする
・歯肉が赤く腫れてきた
・歯肉が下がり、歯が長くなった気がする
・歯と歯の間に物が詰まりやすい
・歯並びが変わった気がする
◆判定
○チェックがない
これからも毎日の歯磨きを心がけ、1年に1回は歯科健診を受けましょう。
○チェックが1~2個
歯周病の可能性があります。かかりつけ歯科医院で歯周病でないかどうか、歯磨きがきちんとできているか確認しましょう。
○チェックが3~5個
歯周病が進行している可能性があります。早めに歯科医師に相談しましょう。
◆歯周病予防のポイント
・丁寧に歯磨きをしましょう。
・栄養バランスのとれた規則正しい食事を摂りましょう。
・定期的に歯科健診を受けましょう。
◆無料歯科健診
11月8日は「いい歯の日」、11月8日~14日は「歯・口腔の健康づくり推進週間」です。これに合わせ、無料の歯科健診が行われます。
期間:11月8日(金)~14日(木)※休診日除く
場所:県歯科医師会所属の歯科医院
受診方法:各自で歯科医院に予約して受診してください。
問い合わせ:市保健センター
【電話】23-1190
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