『バランスのとれた食事をとりましょう』
暑かった夏も終わり、食欲の回復する秋がやってきました。おいしいものが目白押しのこの時期ですが、バランスのよい食事がとれていますか?
バランスのよい食事の基本は、3食食べること、そして、ご飯・パン・めん類などの『主食』と、肉・魚・卵・大豆製品を主材料とする『主菜』と、野菜などを主材料とする『副菜』をそろえることです。とは言え、生活リズムや家計との兼ね合いで、バランスのとれた食事を取ることが難しいという人も多いと思います。今回は、バランスのよい食事につながる様々なアドバイスをご紹介します。自分に合った方法を見つけませんか。
■朝食を作る時間や食べる時間がない
『バナナ+ヨーグルト』や『シリアル+牛乳』など調理不要の簡単メニューを用意してみましょう。
家で食べる時間がなければ、『おにぎり+野菜ジュース』や『パン+ヨーグルト』などを買って職場で食べるのもよいでしょう。
■帰宅が遅く、夕食が遅くなってしまう
夕方、おにぎりやサンドイッチなどの軽食を食べておき、帰宅後はおかずだけにしてみましょう。
夕方に軽く食べておくことで、帰宅後の食後の血糖値の急上昇が抑えられます。また空腹で帰宅した後の食べ過ぎの予防になります。
■たくさんの食材をそろえることが難しい
かつては30品目食べましょうと言っていましたが、30品目にこだわる必要はありません。まずは主食・主菜・副菜をそろえて食べるよう意識することで、色々な栄養素を摂取することができます。
例えば、『卵かけご飯』に『具だくさん豚汁』の場合、2品ですが主食、主菜、副菜が含まれ、栄養バランスもよいです。
■野菜不足が気になるけれど、高くて買うのを躊躇してしまう
旬の野菜を知って、『コスパ』のよい買い物をしてみませんか。冷凍野菜もおすすめです。収穫後すぐに急速冷凍しているので、豊富な栄養素を含んでいます。
※『コスパ』
支払った金額に見合う効果や満足度
◇野菜を1日350g、1日5~6皿食べるための選び方のポイント
・色の薄い淡色野菜と色の濃い緑黄色野菜を食べる。
・食べる部位(葉、実、根など)が異なる野菜を組み合わせる。
参考:農林水産省『ちょうどよいバランスの食生活』
問合せ:保健センター
【電話】52-4999
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