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特集 読書の秋

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岐阜県富加町

■recommend books
▽双葉中学校教諭(国語科) 木下静樹さん
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
東野圭吾 角川文庫

コソ泥を働き逃亡中の三人、敦也と翔太と幸平。三人が逃げ込んだ雑貨店。廃業して誰もいないはずなのに、その店のシャッターの郵便受けから、過去からの悩み相談の手紙が投函される。困りながらも三人は店主になりかわり返事を書くが…。読めば読むほど引き込まれていき、物語に散りばめられた伏線が、最後に一気に回収され、スッキリすること間違いなし!

▽双葉中学校2年 加納大護さん
「十二国記 月の影 影の海」
小野不由美 新潮文庫

僕は母に薦められて、このシリーズを読み始めました。このシリーズは、話によって主人公、視点が変わるのですが、他の話と繋がっているポイントがあり、読んでいて面白いです。種類で言うと、ファンタジーノベルなのですが、世界観が作り込まれていて、登場人物たちの言葉や行動から、様々なことを考えさせられます。少々漢字は難しいですが是非読んでみてください。

▽富加小学校4年 佐曽利百叶さん
「シェーラ姫の冒険」
村山早紀 童心社

私は本を読むのが好きです。だからこの本をしょうかいしたいです。「シェーラ姫の冒険」という本です。ある日悪の魔法使いサウードによって王国が石に変えられてしいます。王国を救うため怪力のシェーラと魔法使いのファリードと元泥棒ハイルの三人の子供たちが七つの鍵を求めて冒険するお話。この本は、私のとっておきの一冊です。富加小学校の図書館には4冊セットであります。

■タウンホールとみか図書室
タウンホールとみかの図書室は、子どもから大人までが楽しめる本やコーナーがたくさんあります。さらに、おはなし会を行ったり、読書サポーターズの会として絵本作家を招いた絵本ライブなどのイベントを催します。学習室も小学生から一般まで利用されています。

開館時間:9:00~20:00
休室日:毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始、町行事

■児童文学の礎を築いた偉人 木村小舟
1881年-1954年(明治14年-昭和29年)

富加町出身の児童文学者である木村小舟さんを知っていますか。小舟さんは、明治14年に当時の加治田村に生まれ、自然と文学を愛し、今日の児童文学の基礎を築いた一人です。
「東京には図書館というものがあって、大人も子供も誰でも本が借りられる。学校で勉強できない人や学生たちがよく利用している。本は、人生を変える力を持っている。」と話し、大正2年に岐阜県で初めて一般向けの図書館を岐阜市内に創設しました。そんな小舟さんの本や子どもたちに対する強い思いを受け継いで、タウンホールとみか図書室は、誰でも気軽に利用できる図書室を目指しています。

■「第9回 伝えたい わたしの一さつ」を募集!
町では、読書サポーターズの会が、幅広い世代に読書の魅力を伝える活動をしています。「伝えたいわたしの一さつ」も活動の1つです。
つらいときに勇気をくれた本、感動して涙した本、心が温まる本。あなたの経験をたくさんの人と共有しましょう。そして、読書の魅力を一緒に広めましょう。たくさんの応募をお待ちしています!

応募方法:応募用紙にとっておきの一冊の本の名前と理由を書いて、タウンホールとみか図書室にある応募ポストへ入れてください。応募用紙は、タウンホールとみか図書室、もしくは町ホームページからダウンロードできます。また、下記からスマートフォンでも応募できます。
募集期間:11月30日(木)まで

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