[house]住ま居る日記

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■空き家予防と地域の取り組み
今回は、下のイラスト(本紙参照)の「働き方や暮らし方を考える」「自分の終活を始める」に関する話をご紹介します。　先月号で、地域には近い将来空き家になる住宅(空き家予備軍)が増加していることから、早期の予防対策が重要になることをお伝えしました。今月号では「空き家になる前の予防対策」について考えてみましょう。　
多くの人にとって「わが家(自宅)」は最大の資産でありながら、今までは家を持つことイコール「すごろくのゴール」であるという認識から、わが家の将来についてあまり深く考えないという社会環境がありました。しかしこれからは空き家を個人の問題から地域包括の社会問題として捉え、自治会がいくつか集まって、町単位で空き家を作らない「地域コミュケーション・アプローチ」の試みが求められます。例えば、地域で空き家についての勉強会やセミナー、悩み相談会を開催することや、専門家も加わった支援体制を構築することなどが必要です。　
市では空き家に関する勉強会(出前講座やセミナー)を行っています。ぜひ勉強会の機会を活用いただき、将来のわが町の未来を地域で考えてみましょう。

▽『家』について考えるきっかけとなる人生の出来事の例
・結婚・出産など
・子どもが学校へ通う
・働き方や暮らし方を考える
・両親が施設入所し実家が空き家に
・両親が亡くなり家を相続
・自分の終活を始める

問合せ：都市計画課住宅政策係
【電話】内線254