日本原病院では町の皆さんのこころの健康維持・増進のため、事業の委託を受けて活動しています。
■目的
・一人ひとりのセルフケアの力の向上により、町民全体の心身の健康度を高める
・地域を支える力の向上を通して暮らしやすい地域づくりに貢献する
上記の一環として、こころとからだの健康に関する記事を掲載させていただいています。
今回は前回に引き続き皆さんに身近なストレスについてお伝えします。
自分自身のストレスを理解し、上手に対処しようとすることを「ストレスコーピング」と呼びます。ストレスコーピングには様々な種類がありますが、今回は代表的な3つをご紹介します。
(1)問題焦点型コーピング
ストレスの原因になる刺激(ストレッサー)そのものに働きかけて、対策や解決につなげる方法
例:嫌な仕事を早めに片付ける、信頼できる相手に相談をしてアドバイスをもらう。
(2)情動焦点型コーピング
ストレッサーによって感じる感情をコントロールして対処する方法
例:苦手な仕事を任されたとき「スキルアップのチャンス!」と考える、相手へのネガティブな気持ちを信頼できる相手に打ち明け気持ちを落ち着かせる。
(3)ストレス解消型コーピング
ストレスの原因から離れたり、他のことをして気分の緩和を図る方法
例:休日に友人と食事に出かける、趣味の読書をする、マッサージやヨガに行く
自分にあったストレスコーピングを探してみましょう。一つのやり方にこだわらず、いろいろな対処法を場面やストレスに合わせて使っていけるとよいですね。
また、ストレスを抱えているときには、家族や友人などの身近な人に話をする、専門家に相談に行くなど、ひとりで抱え込まないことも大切です。
■今回のポイント!
・ストレスを対処することを「ストレスコーピング」といっていろいろな種類がある
・自分にあった、色々な対処法を持っておくのがよい
・ひとりで抱え込まないことが大切!
■次回はストレス対処法の種類について具体的にお伝えします
問合せ:こども・長寿課
【電話】36-6700
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