特集 いろいろな人が気付かせてくれた 高梁市の魅力(1)

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■「温かかった高梁市」～保育園留学(愛知県→高梁市)体験者の声～
今年の7月、私と妻、5歳の息子、3歳の娘の44人で、有漢町へ2週間の保育園留学に行ってきました。普段住宅街で暮らしているので、自然に恵まれた土地で子どもたちにのびのび遊んでほしいと思い、有漢町を選びました。
有漢町の方々は、私たち家族の歓迎会を開いてくださり、桃やトマト、味噌などを届けてくれました。地域の夏祭りに参加させていただいたときも皆さんが気さくに声をかけてくださり、とてもありがたかったです。
有漢こども園では先生や友だちが温かく歓迎してくださり、子どもたちはすぐになじむことができました。息子と娘が特に気に入っていたのは田んぼでの泥遊び。散歩しているときに「田んぼの道はこっちだよ」と教えてくれて、子どもたちが園生活を心から楽しんでいることに喜びを感じました。
こども園では子どもたちが栽培している野菜を給食で出してくれるのですが、採れたてで、しかも自分たちが収穫した野菜は格別だったのか、苦手だったトマトやピーマンを食べられるようになっていました。普段はその日の出来事を報告しない子どもたちが、滞在中は毎日楽しそうに教えてくれました。日が経つごとに「あと〇日」と寝る前さびしそうにカウントダウンしている姿を見て、切ない反面、連れてきて本当に良かったと思いました。(詳細は紙面2ページ参照)

◇私たちが保育園留学を体験しました
滞在期間：2週間
留学先：有漢こども園
留学した園児：5歳、3歳
居住地：愛知県

■まちの魅力を伝える取り組み
市では都市ブランドの確立をめざし、まちの魅力を売り込む「シティプロモーション」の取り組みを推進しています。まちの魅力を市内外に効果的に発信することで関係人口を増やし、将来的に移住、定住へとつなげていくことを目標としています。

◇移住コンシェルジュ
移住を希望している人にきめ細やかな相談・サポートを行う「移住コンシェルジュ」。「そのまちで生活をする」ことを前提とした住まいや暮らし、各種支援制度やまちの魅力などの情報を提供するほか、希望に応じて現地案内もしています。

移住コンシェルジュ：山縣(やまがた)麻理子(まりこ)さん
私も移住者で、当時の移住コンシェルジュから地域の人を紹介してもらいました。地域の話を聞くことができたときはとても心強かったです!
このありがたい経験をこれから移住を考えている人にお返ししていけたらと思っています。

問合せ：住もうよ高梁推進課
【電話】21-0282

◇保育園留学
市は、株式会社キッチハイクと連携し、県内初となる「保育園留学」を有漢地域で令和5年7月に開始しました。
参加者は、2週間程度ゆっくり高梁市で過ごしながら、子どもたちは保育園に通いながら都会ではできない遊びを体験し、ご家族はワーケーションや休暇を活用し、観光やいつもと違う日常を楽しむことができます。仕事を続けながら自然の中で子育てする良さを広め、関係人口の増加や地域の活性化を目指します。

問合せ：デジタル・未来戦略課
【電話】21-0007

◇お試し暮らし住宅
田舎暮らしや就農を希望している人に、市での暮らしを知っていただくため、地域団体の運営によるお試し暮らし住宅を貸し出しています。
市の気候・風土、日常生活を体験でき、本格的な移住の準備に向けて仕事探しや家探しの拠点にしたり、地域住民や先輩移住者との交流、空き家情報バンク物件の内覧など、滞在期間に合わせてさまざまな体験をすることができます。

問合せ：住もうよ高梁推進課
【電話】21-0282

◇他にも!
市からの情報発信を行っているソーシャルメディア、住まいに関する制度、結婚・出産・子育て・教育に関する制度、就農・就労・起業に関する制度などを一覧として市ウェブサイトで掲載しています。