※SDGsとは…自分の子どもや孫たちが暮らす未来に、住みやすい地球(世界)を残すため掲げられた全世界の人が取り組むべき目標
本市は、令和元年(2019年)7月に「SDGs未来都市」に県内で初めて選定されました。
「その先の笑顔のため、いまできること」編では、本市でSDGsの達成に向け積極的に取り組んでいる人・団体、関連イベントなどを紹介しています。あなたもぜひSDGsに取り組んでみませんか?
■「陸前高田市×法政大学SDGsワークショップ2023」
令和5年8月3日(木)から令和6年3月14日(木)にかけて、本市と法政大学による「SDGsワークショップ」を実施しました。本市と法政大学は、令和元年に「SDGs推進連携協定」を締結し、令和2年度から、市内事業者と学生達によるワークショップを通じて、地域課題の解決に取り組んでいます。
令和5年度は、12人の学生が3チームに分かれ、現地でのフィールドワークや事業者との意見交換を重ねながら、地域課題の解決に向けたアイディアを出し合いました。
3月14日(木)にオンラインで実施した最終報告会では、佐々木(ささき)市長や法政大学の廣瀬(ひろせ)総長の出席のもと、学生達が本市の課題解決に向けた取り組みを発表しました。
◆トナリノチーム
▽防災ワークショップの実施と震災伝承について
『防災を「難しい」から「楽しい」へ』をテーマに、手軽にそして役に立つ防災グッズの作成と「震災を経験していない世代の語り部の育成」についても提案を行いました。本市の防災に対する課題を大学生ならではの視点で見つけ、その解決法をプレゼンしました。
◆高田暮舎Aチーム
▽「灯篭制作でまちと地域社会を明るく」
気仙大工の技と気仙杉を活かした灯篭を作り、灯篭の明かりで夜の市街地をもっと明るくしたいという提案を行いました。本市の資源と本市が誇る技術を組み合わせた街の活性化とブランド力の向上に関する取り組みをプレゼンしました。
◆高田暮舎Bチーム
▽空き家の新しい利活用法について
本市に点在している空き家を職業体験施設や押し入れ農園のような形で若者に利活用してもらうという提案を行いました。空き家への居住という考えにとどまらない新たな視点での提案で、話題性と集客力を組み合わせた斬新な取り組みをプレゼンしました。
◆参加した学生の感想
・事業者の仕事への熱意や陸前高田市への愛情を感じ、「こんな風に働ける大人になりたい」と感じました。
・陸前高田市の実情を聞けただけでなく、地域は違っても色々な人と繋がり、親睦を深めることができました。
参加して本当によかったです!
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