西ノ島町健康づくり推進協議会は、地域住民の健康増進、疾病の予防等を推進するため、地域の方々や関係機関とともに協議し、保健福祉の向上に向けて取り組むことを目的とし活動しています。今月号では「歯科」について紹介します。
◆11月8日は『いい歯の日』
皆さんは歯の定期健診を受けられていますか?歯科は他の医科と違い、唯一予防ができる科目です。『いい歯の日』をきっかけに、定期的に歯科受診をし、健康な歯を維持しましょう!今回は、普段なかなか聞けない歯の疑問をにしのしま歯科に答えていただきました。
Q.歯磨きを1日3回、5分以上しています。何も困っていないので受診の必要はありませんよね?
A.定期的なクリーニングが必要です!歯ブラシで落とせる歯垢(細菌の塊)は60%ほど。歯間ブラシなどの補助器具を併用しても85%くらいと言われています。残った歯垢は蓄積されてむし歯や歯周病の原因になってしまします。歯磨きだけでは不十分なので、定期的な歯科医院でのクリーニングが必要となります。
Q.銀歯をいれたので、もうむし歯の心配はないですよね?
A.銀歯は天然歯より入念なケアが必要です!まったく削っていない健康な歯よりもむし歯のリスクはとても高くなります。時間が経つと銀歯の隙間から少しずつばい菌(むし歯菌)が入ってしまい、むし歯や歯周病になることが多いです。なので銀歯は天然歯よりも入念なケアが必要になります。
Q.歯医者が苦手です。痛みなく治療することは可能ですか?
A.なるべく負担のない治療をします。ご相談ください!痛みが苦手なことや、不安な点はスタッフに遠慮なくお伝え下さい。痛みがでそうな治療は前もって麻酔をすることも可能ですので、ご相談下さい。
◆事業所歯科健診を実施しました!
9月28日(木)に中央公民館で行われた事業所健診に併せて事業所歯科健診を実施し、58名の方に受けていただきました。この歯科健診は西ノ島町健康づくり推進協議会の活動の一環として「歯科受診に繋がりにくい働き盛り世代に対して、健診受診の機会を利用して口腔への関心を持ってもらうとともに、歯科受診へのきっかけをつくる」を目的に、平成19年より行っています。
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