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けんこう通信 年末年始 子どもに起きやすい事故・病気

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広島県熊野町

年末年始は帰省や親戚の集まりなどで普段と違う場所や人と過ごす機会が増える時期です。普段は小さな子どもと過ごす機会のない人も、子どもに起きやすい事故や病気を事前に知って予防しましょう。

■誤飲・誤嚥(のどに詰まる)
あかちゃんが誤飲する可能性があるのは直径39mm以内と言われています。これはちょうどトイレットペーパーの芯の直径くらいの大きさです。祖父母宅など、普段あかちゃんが居ないお宅は、事前に手が届くところに危ないものを置いていないか点検しましょう。
食べ物でも、ゼリーや餅のような飲み込みにくい物や、ピーナッツ、ぶどう、ミニトマトなど小さくて丸い物がのどに詰まりやすいです。小さく切る、食べているときは大人がそばにいる、子どもの年齢に合わせて与えないなど注意が必要です。

◇気をつけたいもの
電池(特にボタン・コイン型電池)、磁石、お金(硬貨)、化粧品、たばこ、薬、小さいおもちゃ(ビー玉、スーパーボール、ブロック、パーツなど)、ボタン、洗剤、クリップ、ヘアピン、画鋲、ホチキスの針

■アレルギー
○食物アレルギー
アレルギーは病気です。医師から食べてはいけないと言われているものを、少しだけなら大丈夫と勝手に判断してはいけません。家族以外が集まる時、食物アレルギーを把握していない人が、アレルギーのものを食べさせたということがよくあります。
茶碗蒸しやプリンは柔らかくて食べやすそうなのであかちゃんに与えがちですが、卵アレルギーのある子どもには注意が必要です。

○気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎
ダニやハウスダストなどを吸い込むことでアレルギー症状が出ます。部屋やエアコンにほこりがたまっていたり、布団にダニが繁殖していることもあります。使う前に風通しを良くして掃除や洗濯をしましょう。
ペット(犬・猫など)のアレルギーの場合はペットをゲージの中に入れて触れないようにする、別室で過ごすなどの対策をしましょう。

■やけど
ストーブの吹き出し口や、上にやかんなどを置いて暖めるストーブは危険です。子どもが近寄ることができないようにするか、小さな子どもがいる時は使わないようにしましょう。
ポットなどの蒸気に手を出す、テーブルクロスを引っ張り、机の上の熱いものがこぼれるということもあるため、キッチン周辺は注意が必要です。

■転落
階段や玄関の段差、昔ながらの家では土間や堀ごたつといった場所に注意が必要です。大人がたくさんいると、誰かが見ているから大丈夫と油断してしまうことがあります。ベビーゲートがない場合は、危険な場所には入らないようにドアにかぎをつけるなどの対策をしましょう。

■発熱などの体調不良
生活リズムの乱れは、体調不良になりやすくなります。いざという時のため帰省先での救急受診先や診察時間を調べておくと安心です。持病がある場合は、普段使っている薬やお薬手帳を持っていくことはもちろん、かかりつけ医にあらかじめ相談しておくと良いかもしれません。
(健康推進課)

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