■一緒にあそぼ!から生まれるもの(宮内保育所)
コロナ禍の生活がやっと終わり、以前のような園の風景が戻ってきました。
お兄さんお姉さんの真似をする年少児や、幼い子の世話をする年長児など、ほほえましい姿が見られます。
年長児が0歳児を見つけると自然と目線を合わせて関わろうとするのは、自分たちもたくさんの人たちから受け入れられ、大切にされてきた経験があるからこそだと思います。
保育所という小さな社会の中で、社会性の芽生えや集団への所属感が育まれています。
気持ちが通じ合う嬉しい経験と同時に、思いがぶつかり合ったり、我慢をしたりすることも経験します。葛藤も、人との関わりにおいては大切な経験と捉え、一人ひとりに向き合っています。
また、子どもたちは隣接する幼稚園の友達と遊んだり、地域の畑で芋ほりをさせていただいたりと、保育所以外の人との交流も楽しんでいます。
人と関わることの楽しさや人の役に立つことの喜びを味わい、他の人を大切にするという人権尊重の意識の芽生えを培っています。
宮内保育所は令和6年3月で閉所を迎えますが、今まで地域の方々に支えられ、子どもたちは伸び伸びと育ってきました。今後もそれぞれの場所でこのような経験をし、地域の方々と繋がっていけるといいなと願っています。
問合せ:社会教育課社会教育係
【電話】962-5952
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