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自治体の皆さまへ

おおぶこども輝く未来応援八策(2)

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愛知県大府市

◆柱1 結婚・妊娠・出産
産前・産後サポーターの派遣
妊娠期から出産後の家庭を支援するため、家事援助などにより、家庭の負担を軽減することを目的とした産前・産後サポーターを利用者の自宅に派遣します。
対象は、市内在住の妊婦または市内在住の産後6カ月以内の家庭で、親族などから支援を受けることが難しい方。料理・掃除・洗濯・買い物などの家事援助と、沐浴(もくよく)介助・おむつ交換などの育児支援を行います。

◆柱2 子育て(就園前)
生後8カ月児を対象とした保健師による全戸訪問
生後1・2カ月のこどもがいる家庭に保健師などが訪問して、計測や育児相談を行う「こんにちは赤ちゃん訪問」に加え、こどもが8カ月を迎えるタイミングで、再度保健師が紙おむつを持参して各家庭を訪問し、困り事などがないかを伺う事業を4月から開始しました。
生後8カ月は、こどもの食事・発達で成長が見られる時期であり、保護者の中には「離乳食をどのように進めたらいいか」「発達は大丈夫か」など、育児への困り事を多く抱える時期です。そういった保護者の悩みに寄り添いながら一緒に育児方法を見つけ、不安が少しでも解消できるよう訪問を行っています。

◆柱2 子育て(就園前)
パパ交流会
土曜日に子どもステーションを開放し、就学前のこどもを育てるパパたちの交流会を開催しています。
親子で一緒に遊んだり、パパ同士で子育てに関する悩みなどを話したりできます。

▽VOICE
日頃の子育ての悩みを相談すると、みんな同じことで悩んでいることが分かってほっとしました。いろいろな話ができて良かったです。

◆柱3 幼児教育保育
病児・病後児保育の利用施設の拡充
病児・病後児保育は、急な病気などで保育園などに預けることができないこどもを、保護者に代わって預かる制度で、病気のこどもの自宅などにスタッフを派遣する派遣型と、医療機関に併設した施設で保育する施設型があります。
子育て支援の拡充のため、名古屋市と相互利用に関する協定を締結し、4月から大府市民が、名古屋市の施設を名古屋市民と同一料金で利用することができるようになりました。さらに、市内の共和病院で施設型の病児・病後児保育施設の開所を予定し、より多くの方に利用してもらえるよう受け皿を拡充します。

◆柱4 小・中学校
学習支援事業「まなポート」の対象の拡充
まなポートでは、学習の習慣付けを行うことで生きる力を育み、地域でこどもたちの成長を支える仕組みを構築することを目指して、大学生などのボランティアが市内4つの公民館で、こどもたちの自主的な学習を支援しています。
まなポートとは、「まなび」と「サポート」を組み合わせた造語で、こどもたちが集まって切磋琢磨(せっさたくま)しながら学び合う場であるとともに、それぞれの進路への旅立ちの場であって欲しいという願いから、「ポート」には「港」という意味も込められています。
令和6年度から中学生だけではなく、新たに小学4~6年生も対象に加えました。

▽INTERVIEW 勉強を学べる、楽しい居場所の一つにしてほしい
最初は、学校や学年も違うのでお互いのことを知らず、緊張していたこどもたちが、参加していくうちにだんだんと打ち解けて、楽しく勉強しています。
まなポートが、こどもたちにとって楽しく学習できる場でもあり、楽しい居場所の一つになっていたらいいなと思います。
運営責任者 窪塚まゆみさん

▽INTERVIEW 大好きなこどもたちの力になりたい
こどもと関わることが好きなので、こどもたちの力になりたいと思っていた時にこの事業を知って、令和6年度から参加しました。
まなポートは、勉強ばかりの気難しいところではありません。周りの友達も巻き込んで、ちょっと遊びがてら勉強しようと気軽な感じで、ぜひ参加してほしいです。
学生ボランティア 小谷光海さん

◆柱5 高校・大学・若者
若者の出会いの機会の提供
新型コロナの影響により、SNSなどでの交流の機会は増えましたが、若者同士の直接的な交流の場が減ってしまいました。
市が主催する若者会議では、若者の居場所や気軽に立ち寄れる場を求める声が多くありました。若者が、仲間づくりや出会いを通して、大府に愛着を持ち、住み続けたいまちと思えるよう、若者の意見を取り入れた交流や出会いの場を提供しています。

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