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自治体の皆さまへ

知ってみよう やってみよう つなげてみよう~Yes we can!!~

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栃木県下野市

【シニア世代の皆さんへの情報コーナー】

■今月は“知ってみよう”「認知症」
◆認知症とは…
認知症とは、脳の細胞の働きが徐々に低下することで、認知機能(記憶、判断力など)が低下し、社会生活に支障をきたした状態をいいます。

《4大認知症》
〇アルツハイマー型認知症
全体の約70%
アミロイドβなど特定のタンパク質が脳に蓄積することが原因と考えられています。記憶障害、失語や失認(聴力や視力に問題がなくても、とらえた情報の把握や理解が難しくなる)などがみられます。

〇レビー小体型認知症
全体の約10~15%
αシヌクレインというタンパク質が脳に蓄積することが原因と考えられます。幻視(実際にはないものが見える)や転びやすい、歩きにくいなどの症状が現れることがあります。

〇血管性認知症
全体の約5~10%
脳梗塞や脳出血など脳血管障害によって、脳の神経細胞に栄養や酸素が届かないことで症状が現れます。まひなど体の症状を伴うことがしばしばあります。

〇前頭側頭型認知症
全体の約5%
大脳の前頭葉と側頭葉の萎縮などが進行することで症状が現れます。性格や行動の変化、言語障害がみられます。

◆認知症と「もの忘れ」
加齢による「もの忘れ」と「認知症」には違いがあります

認知症は、今日、誰もがなりうる病気であり、放置すると時間の経過とともに症状が進行してしまう病気です。しかしながら、そのような病気であっても早期に対処することで後々の暮らしをより良いものにすることはできます。ご家族や周囲の人が「どうもこれまでと様子が違う」と感じたら、迷わずにかかりつけ医や地域包括支援センターにご相談ください。

問い合わせ先
・高齢福祉課
【電話】32-8904
・地域包括支援センターみなみかわち
【電話】48-1177
・地域包括支援センターいしばし
【電話】51-0633
・地域包括支援センターこくぶんじ
【電話】43-1229

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