■夏休みワークショップ
~アンモナイト化石のレプリカを作ってみよう!~
7月21日、本部町立博物館で夏休みの子ども向けワークショップ「アンモナイト化石のレプリカを作ってみよう!」が行われました。同イベントには親子12人が参加し、アンモナイト化石の観察とレプリカ作りを楽しみました。
参加者は海洋博公園内にある県指定天然記念物の「大石原(うふいしばる)海岸のアンモナイト化石」を観察しました。最初は灰色の石灰岩に含まれる黒いアンモナイト化石を見分けるのに苦労したが、目が慣れてくると見つけるたびに「あった!」と喜びました。同館では本部町と世界のアンモナイト化石の解説を受け、アンモナイト化石を型取り石膏で固めるレプリカ作りに挑戦しました。アンモナイトは絶滅しているため、生きているときの色は分かっていないそうで、参加者は生きている姿を想像したり、化石の再現を試みたりとレプリカの色塗りを楽しみました。
参加した瀬底小学校1年の小笠原章仁さんは「アンモナイト化石を探すのが楽しかった。本物の化石のように色塗りできた」と嬉しそうに話しました。同館職員の菊池丈晴さんは「本部の素材で自由研究を楽しんで欲しいとの思いから企画した。これからも子供たちに喜んでもらえる企画をしていきたい」と話しました。
■藍染め体験
8月の土曜日・日曜日、海洋博記念公園のおきなわ郷土村本家で琉球藍染体験(主催:琉球藍製造技術保存会)が行われました。本町は琉球藍の主産地として古くから栽培が行われ、沖縄の染織工芸を支えています。そんな琉球藍の普及や魅力の発信が目的とされ、同体験には約100人が参加しました。同体験は、ハンカチを使用して割り箸やビー玉、輪ゴムで模様をつけオリジナルのハンカチを製作しました。
宜野湾市から参加した上原サラさんとソフィアさん姉妹は「色んな模様を作って可愛くなるように頑張った。とても楽しかった」と初めての体験を楽しそうに話しました。
同会事務局の池原幹人局長は「多くの人に琉球藍の存在を知って欲しい。もっと藍の魅力を発信し普及活動を行い、年間を通して藍を楽しめる場所を作っていきたい」と話しました。
■アイシングクッキー講座
8月11日、もとぶ文化交流センターでアイシングクッキー講座が行われました。講師に田港知美さんを招き、6人が参加した同講座では、粉砂糖と卵白を混ぜたアイシングクリームでクッキーの表面をデコレーションしました。子ども達は、基本の線のひき方や塗りつぶし方を田港さんから教わり、ジンベイザメやチンアナゴなど美ら海水族館にいる生物の形をしたクッキーを土台に好きな色や飾り付けをして完成させました。
本部小学校4年生の玉城希恵さんは「楽しかった。周りの囲む線やジンベイザメの水玉の柄が難しかった」と話しました。
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