上栁結加さんは第18回全国小学生・中学生アーチェリー選手権大会出場時に、「JOCエリートアカデミー」選考候補者に選ばれ、アーチェリー競技・学力テスト等の選考会に通過し、令和6年4月から「JOCエリートアカデミー」に編入することになりました。
今後は、国際大会競技大会で活躍できる選手を目指すこととなります。
上栁さんは3月27日、有村町長を訪れ、「中学1年生の春に町アーチェリー教室でアーチェリー競技を始め、強化育成選手として、中学2年生まで練習に励んできました。今回、貴重な機会とめぐりあい、JOCエリートアカデミーでは、アーチェリー競技の基礎を再確認しながら、国際大会に参加できるように頑張りたいです。また、2025年のわたSHIGA輝く国スポ・障スポへの出場も目指し、練習に励みます」と力強く宣言されました。
有村町長は、「JOCエリートアカデミーは、将来的にオリンピックをはじめとする国際競技大会にて活躍できる選手を育成するために日本オリンピック委員会(JOC)が設置した組織であると聞いております。上栁さんの今後の活躍を、町として全力で応援していきます。国際大会での活躍、2025年の滋賀県で開催される第79回国民スポーツ大会への挑戦も期待しています」と激励の言葉を送りました。
今後も彼女の成長と成功を応援していきたいと思います。
■プロフィール
上栁さんは、お母さんと中学1年生の春に町のアーチェリー教室に参加したことをきっかけに、アーチェリー競技をはじめ、町アーチェリークラブに加入されました。
その後、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ愛荘町実行委員会で実施している機運醸成事業の一環で、元シドニーオリンピックコーチの指導の下、上栁さんもこの強化プログラムに参加し、週に4回から5回の厳しい練習に励まれていました。
氏名:上栁結加(かみやなぎゆいか)さん(中学3年生)
競技歴:町アーチェリー教室に通われたのち、強化選手としては2年目
成績:令和5年度
・第6回全日本GAカップ大会兼2024年GA育成選手選考会兼第18回全国小学生・中学生アーチェリー選手権大会出場
・滋賀県初心者大会4回出場
・滋賀県インドア大会11月・1月出場
・第24回全関西室内アーチェリー大会出場
・第26回びわ湖杯インドア大会出場
※JOCエリートアカデミーとは
年少の競技者が将来的にオリンピックをはじめとする国際競技大会にて活躍できるよう、一貫して育成するために日本オリンピック委員会(JOC)が設置した組織です。
有望な小学生や中学生の競技者を発掘し、味の素ナショナルトレーニングセンターを拠点に生活しながら、学校への通学とトレーニングを行うものです。国際競技大会で活躍できる競技者を育成するため、競技力向上のためのプログラムを提供するのみならず、知的能力、生活力、語学力、学力の向上に向けた指導もなされます。
今回、アーチェリー競技では、全国の中で上栁さんのみ選ばれました。
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