■田邉義郎(たなべよしろう)氏旭日単光章(きょくじつたんこうしょう)を受章
長年にわたりローイング競技に携わり競技力向上に貢献されたことが称えられ、5月14日に、田邉義郎氏(久々子)が旭日単光章(スポーツ振興功労)を受章されました。
同日、文部科学大臣より勲記勲章の伝達を受け、引き続き皇居へ参内(さんだい)し、天皇陛下に拝謁(はいえつ)の栄を賜りました。
田邉氏は、昭和43年の福井国体出場後、美浜ローイングクラブを設立し、多くの仲間と活動をされてきました。また、現在は福井県ローイング協会の副会長を務められています。
主に、競技の普及や技術力の向上に取り組まれ、昨年開催された「かごしま国体」では、福井県が競技別で史上初となる8連覇達成にも尽力されました。
受章について、田邉氏は「受章すると聞いたときは驚きました。本当に名誉なことだと思います。国体が開催された久々子湖は、中学校、高校、実業団等のローイングの拠点となっています。早朝・夕方に練習する監督・選手の頑張りは、頼もしく、たくましく、日々成長するその姿やレースを見るたびに感動してきました。これからも根っこの一部分として幹である監督・選手を支えていき、ローイング競技そして、「ローイングの町美浜」がますます盛んになれば嬉しいです」と話されていました。
■令和5年度「消防団地域貢献表彰」 美浜消防団総務大臣表彰を受賞
4月22日に、令和5年度「消防団地域貢献表彰」を受賞された美浜消防団の石丸正治消防団長と野原佐智夫副分団長が戸嶋町長へ報告するため来庁されました。
この表彰は、地域防災力の向上や消防団員の確保等に特に積極的に取り組む消防団及び消防団事務を所管する市町村・消防本部を対象として、地域に多大な貢献をしている消防団の日々の活動を称える表彰で、全国38団体が受賞しました。
美浜消防団の受賞は初めてで、団員数を長年にわたり定員97%以上の充足率を保ちつつ活動を行っていることや、全国的に団員が減少している中、令和4年度新たに美し野区に新設し、消防団を増員したこと等が評価されました。石丸団長は「町民の皆さんの防災意識が高く、長年にわたり行政や住民の皆さまにご協力をいただいたおかげで今回このような賞を受賞することができ嬉しく思っています」と喜びを町長に伝え、戸嶋町月22日に、令和5年度「消防団地域貢献表長は「全国の消防団が団員不足等で厳しい状況の中、団員一丸となって活動している証しだと思う。近年、自然災害が頻発し、消防団の果たす役割は非常に大きいと感じており、今後の活動も期待している」と称えていました。
お問い合わせ先:町総務課(担当・今安)
【電話】32-6700
■大規模災害発生時の災害廃棄物処理に備えて 「災害廃棄物等の処理に関する基本協定」を締結
4月18日に、敦賀市役所で一般廃棄物を共同で処理する敦賀市と共に大規模災害時に備え、廃棄物処理会社の大栄環境株式会社(大阪府和泉市)と「災害廃棄物等の処理に関する基本協定」を締結しました。
協定では、地震や風水害等で災害廃棄物が発生し、町や近隣自治体で処理しきれなくなった場合、同社が撤去や収集運搬、処分を行い、早期復旧復興につなげるための支援や不測の事態に備えて日頃から情報共有を図っていくことを目的としています。
美浜町と敦賀市は、災害が発生した際、敦賀市清掃センター(櫛川)で災害廃棄物の処理を行いますが、処理が困難となった場合、同社に協力を要請することとなります。
同社は、全国の自治体と同様の協定を結んでおり、本町は全国で178例目、県内では、小浜市や若狭町等に次いで9市町目となりました。
協定締結式で、戸嶋町長は「昨今自然災害が頻発しており、これに備えるための防災減災対策を行ってはいるが、万が一、被災した場合に復旧復興のため円滑な取り組みは非常に重要である。今回協定を締結させていただき、まさかの時に復旧復興を迅速に行えることを大いに期待している」と述べ、大栄環境(株)金子文雄社長は「災害初動時は大量に発生したがれきを迅速、適切に処理し、インフラを復旧させることが不可欠であり、その重要な役割をグループの総力を挙げてお手伝いした」と述べていました。
お問い合わせ先:町住民環境課(担当・浜野利彦)
【電話】32-6703
■令和6年度「子供の読書活動優秀実践団体文部科学大臣表彰」 めめたんごの会文部科学大臣表彰を受賞
4月23日に、令和6年度「子供の読書活動優秀実践団体文部科学大臣表彰」を受賞された美浜東小学校読書ボランティア「めめたんごの会」の野瀬恵美子代表と山口萬喜副代表が、戸嶋町長へ報告するため来庁されました。
この表彰は、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高める活動について、優れた実践を行っている図書館・団体(個人)に対して、平成14年度から毎年度大臣表彰をしているものです。
今回「めめたんごの会」は、長期的な活動実績があること、絵本や紙芝居の読み聞かせの他紙芝居の製作や民話朗読など多彩な活動を行っていることが評価されました。
代表の野瀬さんは「子どもたちとつながることがやりがいとなっている。これからも活動を続け、30周年を迎えられるように頑張っていきたい。」と喜びを町長に伝えていました。また、町長からは「美浜東小学校を中心にボランティアとして、平成14年から長きにわたり活動を続けていただいていることはとてもありがたい。そのような団体が評価をされ表彰を受けたことについてもとても嬉しく思っている。これからも子どもたちへの読み聞かせ等もぜひ、続けていただき、子どもたちの育成にお力添えをいただきたい」と称えていました。
お問い合わせ先:町生涯学習推進課図書館(担当・石井)
【電話】32-0083
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