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自治体の皆さまへ

ゆめっせ通信 No.25(1)

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福岡県田川市

2024年10月1日発行
田川市男女共同参画センター
【電話】0947-85-7134

■ゆめっせフェスタ2024を開催しました
令和6年6月15日(土)、田川青少年文化ホールで「ゆめっせフェスタ2024」を開催しました。
講師には、減災と男女共同参画研修推進センター共同代表の浅野幸子さんをお迎えして、「災害に強い地域づくり~防災・減災に活かす多様性の力~」というテーマで講演をしていただき、約180人が参加しました。
浅野さんは阪神・淡路大震災の際に被災地へ学生ボランティアとして活動されたあと、東日本大震災女性支援ネットワークへの参画、国の「避難所運営ガイドライン」や「男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン」策定など、国や自治体の防災政策にも関わられています。災害発生時から復興の期間だけでなく平時からの男女共同参画や障がい者、若者など多様性に配慮した防災対策が必要であるとのお話がありました。
また、当日には、田川市の防災担当である安全安心まちづくり課の協力で防災関連物資の展示ブースを開設、パーテーションや段ボールベッドの展示、田川市災害対応ガイドブックや非常食などを希望者に配布しました。

[参加者の声]
・自然災害発生後の問題に男女平等の観点が関わってくることを初めて知った。
・地域防災を語るには男女共同参画の視点は必要不可欠だと思った。
・防災・減災に対する質の向上にどれほど多様性の力が必要か、認識を深めることが出来た。
・普段から感じているレッテル、偏った価値観が災害時、どのようなかたちで問題としてあらわれるのか改めて考えることができた

■市男女共同参画社会づくりに向けた市民意識調査(簡易版)結果報告
本市の男女共同参画社会づくりに向けて、市民の意識と実態を把握し、令和3年度に策定した「第2次田川市男女共同参画プラン後期計画」の進捗状況の確認や、今後の男女共同参画施策の推進に反映させるため、昨年10月に市民意識調査(簡易版)を実施しました。この調査は、無作為に抽出した市内在住の満18歳以上の男女1,000人を対象に実施し、220人の回答がありました。今回は結果の一部を紹介します。詳細は、男女共同参画センター“ゆめっせ”で閲覧されるか、ホームページをご覧ください。

(問)あなたは「男は仕事、女は家庭」というような固定的な性別役割分担についての考え方をどう思いますか。(1つに〇)

[結果から見えたこと]
性別役割分担に『反対』と回答した人は、男性65.9%、女性80.4%で前回調査よりも男性で4.3ポイント、女性で12ポイント増加しています。性別役割分担に反対する人は女性の方が男性より多くなっています。固定的性別役割分担意識を容認しない人は男女とも増えていると言えます。

(問)あなたの家庭では、炊事、掃除、洗濯などの家事を、主にどなたがしていますか(していましたか)。配偶者(パートナー)がいない場合は、一般的にどう思われるかお答えください。(1つに○)

[結果から見えたこと]
『妻中心』と回答した男性の割合は51.8%、女性の割合は79.7%で前回調査よりも『妻中心』の割合は、男性で4.9ポイント、女性で16.5ポイント減っています。また、男性では「妻と夫が同じ程度分担」で3.1ポイント、「夫が妻より多く分担」で2.3ポイント増えており、女性では「夫が妻より多く分担」の割合が2ポイント増えています。
このことから、家庭内での役割分担が妻に偏っている実態は変わりませんが、少しずつではありますが、家事に携わっている男性が増えてきていると言えます。

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