■「春バテ」という言葉をご存知でしょうか?
夏バテという言葉は一般的によく知られているかと思います。
春は寒い冬が終わり、暖かく過ごしやすい季節ではありますが、同時に昼夜の寒暖差が大きく、心身ともに不調をきたしやすい季節でもあります。特に高齢の方は、若い頃と比べて色々な機能が落ちていますので、一旦心身に不調をきたすと長引いてしまうこともあります。
春バテの原因は主に自律神経の乱れといわれています。興奮を司る交感神経と、リラックスを司る副交感神経がバランスを取り合うことで、自律神経はうまく機能します。しかし、春先は環境の変化や季節の変化、寒暖差等により交感神経が優位になり過ぎる事で不安や緊張感が高まり、食欲不振や倦怠(けんたい)感、めまいや不眠といった症状が現れます。これが春バテといわれるものです。
また、高齢者は副交感神経の機能が落ちており、めまいや立ちくらみを起こしやすくなります。
以下の生活習慣を心がけて、春バテ(自律神経の乱れ)を予防しましょう。
(1)バランスの取れた3度の食事
(2)入浴によるリラックス
(3)質の良い睡眠
(4)日光を浴びる
(5)適度な運動
問合せ:地域包括⽀援センター
【電話】0242-73-3530
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