■市の取り組みをチェック満足度・重要度は?
市では、市民の皆さんの評価や意見を市政に反映させ、協働のまちづくりをより一層進めるため、アンケート調査による「市民による市政評価」を、平成18年度から毎年度実施しています。
アンケートでは、市の総合計画の体系に基づき「産業」「出会い・結婚・子育て」「健康福祉・スポーツ」「環境・安全」「都市基盤」「教育・交流」「地域活性化・市民との協働・行財政運営」の各分野で設定した29項目について、現状に「どのくらい満足しているか(満足度)」と、今後の大仙市にとって「どのくらい重要であると考えるか(重要度)」を5段階で評価していただきました[表1]。
また、各分野で「さらに推進すべきと考える取り組み」を選択していただき、施策の優先度を確認しました[表2]。
さらには、市民の皆さんの「大仙市の住みやすさ」[図2]、「市の情報発信や行政サービスのデジタル化」に関する意識調査も行いました。
■市が行う個別事業への評価・要望などを調査
市が行っている個別の事務事業に対して、評価、要望などを伺うため、(1)若者チャレンジ応援プロジェクト(2)市内道の駅(3)市内スキー場の三つを対象にした「個別事業評価」も併せて行いました。詳しい結果は、市のホームページをご覧ください。
■調査結果の分析から優先課題を再確認
[図1]の満足度と重要度の関係図中、右上のエリアに位置する「保健・医療」「安全・安心体制」「子育て」などの項目は、重要度・満足度が共に高く、「大仙市の強み」として、さらに事業を推進していく必要があります。
右下に位置する「雇用・就労」「商工業」などの項目は、満足度が低いものの重要度は高い項目で、他の項目と比べて重点的かつ優先的に取り組む必要があります。特に「雇用・就労」は毎年最も要望度が高い項目となっており、市にとって最優先で取り組むべき課題といえます。
■市役所全体で共有し、まちづくりに活用
今回のアンケート結果やお寄せいただいた意見は、市役所全体で共有し、共通認識を持ちながら効率的かつ効果的な行財政運営に努め、「住んでよかった・これからも住み続けたい」と感じていただけるようなまちづくりを進めます。
回答いただいた皆さん、ご協力ありがとうございました。
■調査方法および結果
期間:5月10日から6月7日まで
■市民による市政評価および個別事業評価
回答方法:郵送およびインターネット(無記名方式)
調査対象:1000人
回収数:589人
回収率:58・9%
[図1]各項目の満足度・重要度の関係図
左の図1は、満足度を縦軸、重要度を横軸として29項目の分布を示したものです。
図の右下にあるほど重要度が高く満足度は低いため、要望度が高い項目と位置付けられます。
[図2]大仙市の住みやすさについて
「住みやすい」「どちらかといえば住みやすい」と回答した方の割合を合わせると85.8%となっています。
[表1]29項目の満足度・重要度
満足度・重要度は、アンケート調査で選択された点数の合計
を有効回答数で割って算出しています。
[表2]さらに推進すべき取り組み(分野別・上位2項目)
アンケート結果の詳細は、市のホームページで公表しています。「大仙市 市政評価」で検索
問い合わせ:総合政策課
【電話】0187-63-1111 内線233
<この記事についてアンケートにご協力ください。>