◆9月1日は「防災の日」。いざというときに備えましょう
家庭でも防災対策と備蓄品・持ち出し品準備を
◇避難場所・連絡方法の確認
災害発生時は、携帯電話が通じない場合もあるため事前に集合場所などを家族で話し合っておくことが大切です。
また、ハザードマップを活用し、避難経路や避難所を確認しておきましょう。
◇家具転倒やガラスの飛散防止
自宅で被災した場合、タンスや冷蔵庫などが倒れてくることがあります。また、窓ガラスが割れて飛散することも考えられます。危険なものがないか自宅内を確認し、必要に応じて家具の固定やガラス飛散防止などの対策をしましょう。
◇各家庭で非常持ち出し品と備蓄品を準備
電気やガス、水道などのライフラインが止まってしまった場合に備えて、普段から飲料水や保存食などを備蓄しておくことが重要です。子どもがいる家庭、高齢者がいる家庭により必要なものは家族構成によって異なります。家族で話し合い、いざというときにすぐに持ち出せるよう準備しましょう。
◇非常持ち出し品(例)
・飲料水、非常食やミルク
・衛生用品(衣類や下着、タオル、マスク、おむつ、ウエットティッシュなど)
・救急セット(常備薬や持病薬などを含む)
・携帯ラジオ
・携帯電話の充電器やモバイルバッテリー
・安全用品(懐中電灯やヘルメットなど)
・貴重品(現金や健康保険証など)
◇備蓄品(例)
・飲料水や非常食(アルファ化米やレトルト食品など)
※少なくとも3日分(できれば1週間分)
・生活用品(トイレットペーパーやカセットコンロなど)
◇大仙市の備蓄品
市では、災害時に速やかに避難所等へ備蓄品(保存水や備蓄食料、毛布や段ボールベットなど)を届けられるよう、市内各地の避難所(公共施設)や備蓄倉庫へ分散して備蓄する「分散備蓄」を進めています。
市でも備蓄していますが、避難する際は各家庭でも食料や生活必需品などの「非常持ち出し品」を持参してくださるようご協力をお願いします。
問い合わせ:総合防災課
【電話】0187-63-1111内線385
◆学生のチャレンジも応援「若者チャレンジ応援補助金」
「ユースチャレンジ事業」活用事例
◇スポーツの力で地域を活性化
サッカーのPK戦で競うイベント「PKチャレンジカップ」が7月20日、ふれあいスポーツランド・ソラーレで行われました。神奈川県の大学に通う髙橋良太さん(北秋田市出身)が中心となり結成した実行委員会の主催。イベント開催に伴う経費にユースチャレンジ事業を活用しました。
スポーツの力で地域を元気にしたいとの強い思い持つ髙橋さん。スケジュールを明確にして協力者と一緒に準備を進め、イベント当日には200人もの参加者のもと、盛況裏にイベントを終えました。髙橋さんは「今後もイベントを継続し、将来的には全国規模の大会にしたい」と目標を話してくれました。
◇新たな絵画鑑賞の普及
秋田公立美術大学院生の曽根小椿さん(広島県出身)は、市内の中学校をフィールドとした絵画の鑑賞会と、その様子を大仙市民向けに周知するための展示会を開催したいと、ユースチャレンジ事業を活用しました。
鑑賞会は一つの作品を複数のさまざまな場所で鑑賞することで解釈の違いを体感してもらい、観察力や創造力を養ってもらう目的で実施されました。この鑑賞会は年代を問わず体験できる鑑賞形態。将来的に広く普及させていきたいとの思いから、年内に大仙市民向けの展示会を開催し、中学校で実施した鑑賞会の様子を公開する予定です。
取り組みは、市ホームページ・だいせんLaboインスタグラムで公開中
※二次元コードは本紙をご覧ください。
問い合わせ・申請:だいせんLabo
【電話】0187-63-1689【E-mail】young_challenge@city.daisen.lg.jp
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