◆開館50周年記念特別展
名品、ゾクゾクー歴史館の半世紀ー10月5日(土曜日)~11月24日(日曜日)
■歴史館の半世紀を彩った名品の数々、集結。
今年、県立歴史館は開館から50周年を迎えます。そこで、歴史館が所蔵する国指定重要文化財(国重文)をはじめとするコレクションから、厳選した品々を公開します。
また、過去の展覧会で特に好評を博した史資料も再度展示。
歴史館や茨城にゆかりのある名品の数々が一堂に会するこの機会を、どうぞお見逃しなく。
◇その顔は、何を意味するのか
人面付注口土器(じんめんつきちゅうこうどき)
縄文時代(晩期)、国重文、辰馬考古資料館蔵
◇16の聖者、とこしえに
十六羅漢像(じゅうろくらかんぞう)(第一尊者(だいいちそんじゅ))
鎌倉時代、国重文、金龍寺蔵(当館寄託)
◇現存最古、アイヌの衣装
アットゥシ(木村謙次収集)
寛政年間(1789-1801)、個人蔵
◇慶喜。歴史上唯一写真を残した将軍
一橋徳川家(ひとつばしとくがわけ)写真資料徳川慶喜(とくがわよしのぶ)肖像写真(羽織袴姿(はおりはかますがた))
慶応3年(1867)、国重文、当館蔵
◇受け継がれる、あやかしの影
河童(かっぱ)の手(て)土浦市佐野子区
◇徳川家の、傑作馬具
黒漆雷文地沢瀉(くろうるしらいもんじおもだか)に葵紋蒔絵鞍(あおいもんまきえくら)
元和5年(1619)、国重文、一橋徳川家関係資料、当館蔵
◇古代首長の、アクセサリー
金銅馬形飾付透彫冠(こんどううまがたかざりつきすかしぼりかんむり)
古墳時代(中期末)、国重文、当館蔵
◇水戸藩祖、徳川頼房奉納
太刀(たち)銘(めい)則包(のりかね)
鎌倉時代(中期)、国重文、水戸東照宮蔵(当館寄託)
◇乱舞する蔦、連なる果実
葡萄図(ぶどうず)立原杏所筆(たちはらきょうしょひつ)
天保6年(1835)、国重文、東京国立博物館蔵
◆歴史館がもっと魅力的に!
皆さんが親しみやすいテーマの展示や、子どもたちが遊びを通じて歴史への興味関心を高められるような、魅力向上の取り組みを進めています。ぜひ足をお運びください。
◇コロコロコミック×歴史館
・歴史クイズラリー(来年2月~3月)の実施
・小学館公式YouTubeチャンネルで紹介動画の配信
◇外部プロデュースによる新企画
「恋愛」のあり方をテーマに、過去を学び未来を考える企画展。
期間:12月14日(土曜日)~1月26日(日曜日)
◇いちょう並木ライトアップ
50周年特別イベント「いちょう並木ストリートピアノコンサート」も実施予定!
ライトアップ期間:11月2日(土曜日)~24日(日曜日)
この記事に関するお問い合わせ:県立歴史館
(開館時間や入館料は、催し物ガイドページをご確認ください)
【電話】029-225-4425
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