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みんなで取り組もうSDGs

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長崎県対馬市

■海ごみをプラスに変換しよう!
「海ごみ問題をSDGsの視点で探究し、私たちの持続可能な未来のためにできることを主体的、創造的に考えて協働しよう!」豊玉中学校3年生の総合学習では、対馬にとってマイナスである海ごみを、資源としてどのようにプラスに変えられるのか、海岸やリサイクル施設でのフィールドワークなどを踏まえて、アイデアを検討してきました。
12月8日(金)に行われた学習発表会では海ごみアート、キーホルダー、コースター、日用品、学校机や椅子への活用、スタディツアーの誘致などを提案。班によっては実際に試作品づくりを行い、説得力のある良いアイデアばかりでした。「考え方・見方を変えることができた」という生徒のコメントが印象的で、マイナスにマイナスをかけるとプラスになるように、SDGsの視点で対馬が抱える社会課題を捉えることで、解決に向けた希望と可能性を感じ取り、チャレンジ意欲を持ったようです。
SDGsの視点で身近なことを調べると…
ある生徒は総合学習で「自分が住んでいるところはどうなっているのだろう」と関心を持ち、自由研究として海ごみの現状を調査。意外にも日本のごみの多さに驚き、ごみを減らすためにマイバッグの持参やプラスチック製のストローを使用しないなど、自分にできる行動を考察しました。「変われる第1歩」は自分自身が現場を確かめ現状を知ることだとまとめています。他の生徒は、SDGsゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」に関心を持ち、家の中の仕事を調べた上で、家族の一員としてできることを考察していました。
SDGsを学ぶことは行動するためのきっかけとなったようです。SDGsの視点で身近なことを調べ、自分にできることは何かを考え、それを一人でも多くの人に伝えてみる。未来の主役である子どもたちのために何ができるのか、大人や社会を動かせるだけの大きな力を生徒一人一人が持っています。

◎試作した海ごみキーホルダー。海ごみアートなどの学習成果物を1月末まで対馬空港2階に展示しています。ぜひ、空港にお立ち寄りください。

問い合わせ:SDGs推進課
【電話】0920-53-6111

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