海老原 ひと美 隊員(農業振興)
今月末で地域おこし協力隊の3年間の任期が満了となります。新規就農、遊休荒廃農地再生、村の活性化を目標に着任しました。3年間という期間の中で十分できたことや、もっとできたであろうこともありますが、役場、現協力隊員と先輩隊員、地域の皆さまの支えによってここまで来られました。本当にありがとうございます。
隊員の活動の方法として、ミッション(任務遂行)型とフリーミッション型とがあります。私は後者のタイプのため、自分がやりたい活動をさせて頂きました。新規就農については、半農半Xで自然と調和し、環境に優しい自然農法を進めていくための基盤づくりを行ないました。大量生産はできないので既存の流通には乗せませんが、割高ではあるけれど自然農法に理解ある方々に販売していく予定です。
また、「コミュニティハウスふらっと」でのじゃがいも、さつまいも、とうもろこし等の植え付けや収穫体験、田んぼでの稲作体験には村内外の多くの方にお越し頂きました。参加者の方々やおためし住宅に入居中の方とお話する中で、「子ども達を土に触れさせたい。どのように作物が育つのか理解してほしい」などの声を聴きました。私も、子どものうちから農作物を育てることに関わって欲しいと願っていますので、引き続き、農業体験をビジネスとして進めていきたいと思います。
今年はヤギを飼えませんでしたが、来年は草取りと観光とを兼ねて再びヤギを飼いたいと思います。ぜひ、田んぼの畦にいるヤギを見に来てください!
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