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自治体の皆さまへ

生き活き 長生き健康とうみ

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長野県東御市

■わかっちゃいるけど…やれそうになれる情報(5)
◇新年の抱負
もうすぐ2024年がやって来ます。気持ちを新たに〝新年の抱負や目標〟を立てる方も多いと思いますが、いつも達成できずに1年が過ぎてしまったり、毎年同じことの繰り返しで、進歩がないと思っている方に、新しい年を素敵な1年にするための方法を一緒に考えていきます。

◇振り返りをポジティブに!
1年を振り返って考える時に、つい「あれもこれもできなかった。うまくいかなかった」と、後悔と反省ばかりを並べてしまうと、気持ちが滅入ってしまい、自信も失ってやる気も出なくなってしまいます。
まずは先に「よかったこと」から振り返ってみてください。「よかったことなんて思い浮かばない」という方も、どんなに小さなことでもいいので「よかったこと」を見つけて書き出してみると、必要以上に自分を責めることなく、やればできるモードになって、新しい年へのスタートを切る準備が整ってきます。
また、1年後はどのような自分でいたいかを、ワクワクした気持ちで想像してみるのもお勧めです。

◇やる気スイッチ=側坐核
新たに立てた目標も三日坊主で終わらせず、長続きさせるためのコツがあります。それは、脳にある「側坐核(そくざかく)」が刺激されると、意欲を高めたり、楽しいと感じるホルモン「ドーパミン」が分泌され、誰でもやる気が引き起こされるというメカニズムがあります。
でも、「さぁ、やるぞ!」と思うだけでは側坐核は刺激されません。やる気を出すには、まず「やる」。具体的に「小さな一歩」を動き出すことでスイッチが入ります。例えば、ウォーキングだったらシューズを履き始める。皿洗いならとりあえずスポンジに洗剤をつけて蛇口から水を出す。筋トレなら5回だけやるなど、本当に小さな動きがきっかけでやる気スイッチが入り、その後、自然と続けることができるようになります。
「すぐに動けない。やる気が出たらやろう」と思っていても、いつまでも側坐核は刺激されずドーパミンは分泌されません。「やる気を出すためにとりあえずやる。まず動く」ことで、やる気は後からついてきます。

文責:(公財)身体教育医学研究所

問合せ:健康保健課
【電話】64-8883

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