■長寿をお祝いして「長寿顕彰式」が行われました
○祝100歳 八戸ハルさん
2月11日(日・祝)、満100歳を迎える八戸ハルさん(二口広)の長寿をお祝いしてご家族が町内で開催した祝う会の会場を船橋町長が訪れ、顕彰状と記念品を手渡し祝福しました。
ハルさんは大正13年2月16日に青森市駒込で生まれ、平内に嫁いで子5人、孫11人、ひ孫13人に恵まれました。
結婚後は農業を営んでいましたが、50代の頃にホタテ養殖を始め、働きづくめだったとのこと。
趣味は野菜作りで、健康の秘訣は「ラーメンや肉をあまり食べず、野菜中心の食生活をすること」と語りました。
○祝100歳 濵田さよさん
3月7日(木)、満100歳を迎えた濵田さよさん(浜子)が入所している介護老人福祉施設を船橋町長が訪れ、ご家族やたくさんの職員が見守る中、顕彰状と記念品を手渡し、長寿をお祝いしました。
さよさんは大正13年3月1日に青森市三本木で生まれ、結婚後は漁業を営み、子2人、孫3人、ひ孫6人に恵まれました。
仕事が生きがいで、沖に出なくなってからもカゴの修理などをして、75歳頃までとにかく忙しく働きました。
健康の秘訣は特にありませんが、体調が良いときにはよく食べるとのこと。
■ホタテに興味津々 園児が「耳づり体験」
2月21日(水)、小湊保育園(畑山弘樹園長)年長組の園児11人が、浦田地区のホタテ漁師泉賢志さん、麻美さん夫妻の浜小屋で、ホタテの稚貝の耳に穴を開けて、養殖用ロープに通したピンにホタテを固定する「耳づり」作業を体験しました。
麻美さんから手ほどきを受けて作業を始めた園児たちは、テーブルに山盛りになった稚貝の穴に黙々とピンを差し込み、ロープを1本繋ぎ終わるごとにお互い「がんばったね」と声をかけ合いました。また、賢志さんに手順を聞きながら、ホタテの穴開け機で穴を開ける作業も順番に体験しました。
作業を終え、麻美さんが稚貝を開いて貝の中を見せると、園児たちは「すごい!ホタテの中ってこうなっているんだ」と感嘆の声を上げ、齋藤緋秀(あさひ)くんは「初めて生きてるホタテを見た。いろいろついてておもしろい」と話しました。
賢志さんは「ホタテ産業が盛んな平内でも、耳づりの作業を見たことすらない人がたくさんいる。子どもたちにホタテがどうやって育つのかを見てほしいという思いで、何年も続けてきた。今年は稚貝が少なくて実施するのが難しいかもしれないと思ったけど、体験させてあげられて良かった」と話しました。
■園児が「ひなまつり」を通して日本の伝統文化を学びました
3月1日(金)、山彦幼稚園(蝦名崇子園長)で、日本の伝統文化を学ぶことをテーマに「ひなまつり会」が開催されました。
全員で「うれしいひなまつり」を元気よく合唱した後、園児たちに「形代(かたしろ)」という人の形をかたどった紙が配られました。先生が「自分たちの治したいところ、悪いところを形代に移しましょう」と呼びかけると、それぞれ頭や足などをなでて「早く走れるようになりたい」「病気にならないように」など、なぜそこをなでたのか一人ひとり発表しました。
田村桜奈(るな)ちゃんと小形紬愛(ゆい)ちゃんがお雛様に舞を奉納した後、先生に正座でのお辞儀やお箸のマナーなどのお話を聞き、「仕出し ま兵」の協力で提供された色とりどりのお膳料理を堪能しました。
桜奈ちゃんは「はまぐりのお吸い物がおいしかった。(形代には)わがままさんを持っていってもらいました」とはにかみながら話しました。
■あたたかい善意 ありがとうございました!
3月5日(火)、役場町長室にて、「ひらないDreamライオンズクラブ」渡辺悟会長より船橋町長へ、寄附金寄贈の目録が贈呈されました。
同クラブは、令和4年に『平内町民に夢を与えられる奉仕活動の実施』を目的として結成し、活動しています。この寄附金は、2月に夜越山スキー場で開催されたホタテ産業支援を掲げたチャリティーイベント「2024ドリフェス」で、バザーや飲食販売などで得られた収益金の一部とのこと。渡辺会長は「高水温被害などで困っているホタテ産業の支援になれば」と語り、船橋町長は「大変ありがたい。大事に使わせてもらいます」と感謝の意を述べました。
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