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【特集】令和5年度決算 人を大切にするまち、鳥取市(1)

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鳥取県鳥取市

安心して暮らし続けることができる明るい未来づくり

令和5年度決算が市議会9月定例会で認定されました。一般会計・特別会計の全てで黒字決算となり、健全な財政運営を行うことができました。その概要について一般会計を中心にお知らせします。

◆一般会計
▽グラフの見方
費目(構成比)
金額(対前年度増減)
▽依存財源
国・県からの交付金など
▽自主財源
市税など市が自ら調達できるもの

◆用語集
義務的経費:任意に減らせない硬直性の高い経費
消費的経費:支出の効果が短期間で終わるもので、将来に形を残さない性質の経費
投資的経費:道路や建物などの建設事業や用地購入などに関する経費
一般会計:基本的な行政サービスを行うための会計
特別会計:特定の事業(国民健康保険や介護保険など)を行うための会計

◆総括表(一般会計・特別会計)

【グラフ1】一般会計における市債残高と実質公債費比率※の推移

※実質公債費比率
地方公共団体の借入金(地方債)の返済額(公債費)が、その地方公共団体の財政規模に占める割合。早期に健全化が必要な数値は25パーセント超。

【グラフ2】将来負担比率※の推移

※将来負担比率
特別会計や水道、病院、下水道などの会計の負債を合算して求めるもの。350パーセントを超える自治体は早期に健全化が必要。

歳入は、市民の所得環境に回復の動きが見られたことなどから、個人市民税が増収となり、本市が切れ目なく取り組んできた経済対策や、コロナ禍からの復興・再生に向けた取り組みの成果が着実に現れた年となりました。
歳出は、原材料・エネルギー価格の高騰が市民生活に大きな影響を及ぼす中、物価高騰対策に迅速に取り組むとともに、買い物環境確保への取組支援や、台風第7号などによる甚大な被害からの復旧・復興、子育て支援、地域共生のまちづくり、デジタル化の加速、グリーン社会の実現などに取り組みました。
一般会計と特別会計をあわせた歳入総額は歳出総額を上回り、黒字決算となりました。中長期的な財政運営の資料「実質公債費比率」【グラフ1】や「将来負担比率」【グラフ2】は、国が示す基準を下回り、健全財政を堅持しています。
引き続き、財政健全性の維持向上を図りながら、本市の明るい未来づくりに向け、全力で取り組みを進めてまいります。

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