■屋久島の秋の風物詩夢祭りが開催されました
11月4日、屋久島の秋の風物詩となっているとうろうと音楽花火のイベント「屋久島夢祭り」が安房川沿いの如竹通りで行われました。
会場は、竹とうろうや各小中学校や幼稚園などで制作されたとうろうで幻想的な景観に包まれました。また、音楽と共に打ち上げられた花火が星空を彩りました。
夢祭り恒例の「竹とうろうコンテスト」では、竹工房竹卓(ちくたく)さんの作品が特選に選ばれました。
■芸術の秋、町文化祭が開催されました
11月11日、12日の2日間、屋久島離島開発総合センターで、「第12回屋久島町文化祭」が開催され、個人やサークル、各学校が芸術文化活動の成果を展示・発表しました。
展示では、絵画や書道、短歌や生花などのほか、茶道教室のお点前実演が披露されました。
舞台発表では、舞踊、ダンス、フラダンス、和太鼓、吹奏楽などが披露されました。
主催した屋久島町文化協会は、現在48団体が加盟しています。
■陸上自衛隊第8師団 装備品展示 and 演奏会を開催
11月12日、陸上自衛隊第8師団による装備品の展示と同師団第8音楽隊による演奏会が宮之浦体育館駐車場と文化村センターで開催されました。今回は、県内離島への広報活動の一環として、徳之島、種子島、屋久島の各市町で行われました。
装備品の展示では、子どもたちが普段目にすることない自衛隊の車両に興味津々の様子でした。また、演奏会では幅広い世代が楽しめる楽曲などが披露され、観客を魅了しました。
■如竹踊り保存会が県代表として第65回九州地区民俗芸能大会に出演
11月19日、如竹踊り保存会が福岡市で開催された九州地区民俗芸能大会に出演しました。
この大会は、九州・沖縄地方の8県が集い、民俗芸能への理解・認識を深めるため、毎年開催されています。
保存会長の日髙利弘さん(安房)は、「たくさんの観客の前で公演できたことは、会員にとって励みになった。この経験で得たものを毎年の奉納日にも発揮し、新たな後継者の確保に繋げていきたい」と話していました。
■市橋六男さん 全国市町村教育委員会連合会表彰
昨年12月に町教育委員を勇退された市橋六男さん(麦生)が、教育行政に顕著な功績を挙げた方に贈られる全国市町村教育委員会連合会表彰と鹿児島県市町村教育委員会連絡協議会から感謝状を受け、10月25日に塩川教育長から伝達されました。
市橋さんは、平成22年12月から令和4年12月までの3期12年の長きにわたり町教育委員を努められ、町の教育行政の発展のためにご尽力いただきました。
■世界自然遺産登録30周年絵画コンクール表彰式
11月10日、世界自然遺産登録30周年を記念した絵画コンクールの表彰式が、屋久島世界遺産センターで行われました。
絵画コンクールは「未来につなぐたからもの屋久島・口永良部島の自然」をテーマに、町内の小中学校から276点の応募があり、各部門ごとに最優秀賞3点、優秀賞6点などが選ばれました。[受賞作品の展示につきましては、世界遺産センター【電話】46–2992までお問い合わせください]
■この惨禍を後世に伝えて「町戦没者追悼式」を開催
10月19日、役場本庁屋久島ホールにおいて、「令和5年度屋久島町戦没者追悼式」を開催しました。
町関係者や遺族会の関係者など26名が参列し、先の大戦で犠牲となられた多くの方々の御霊と世界の恒久平和を願い、黙とうと献花をささげました。
遺族会近藤会長は「世界では武力紛争が続き、恒久平和への道のりは遠いが、私たちは戦争の悲惨さ、平和の尊さを後世に伝えていきたい」と追悼のことばを述べました。
■ぽんかん導入99年「ぽんかん祭」を開催
11月16日、平内集落で、ぽんかん導入99周年を記念したぽんかん祭が開催され、黒葛原兼成翁の遺徳を偲び、屋久島ぽんかんの振興を祈念しました。
屋久島でのぽんかん栽培は、大正13年に黒葛原兼成翁が、ぽんかんの苗を植えたのが始まりとされています。
区長の西橋豊啓さんは、「黒葛原兼成翁が導入したぽんかんで、いかに屋久島の農家が助けられてきたか」について語られ、改めて感謝を述べられました。
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