- 発行日 :
- 自治体名 : 総務省
- 広報紙名 : 現在・未来のくらしに役立つ情報誌 総務省 令和7年11月号
■テレワーク・ワンストップ・サポート事業
テレワークの導入に関する総合的な相談支援窓口のご案内
総務省では、多様な働き方と企業の成長を実現する良質なテレワークを一層推進するため、厚生労働省と連携し、テレワークの導入・定着に向けて、多くの企業・団体に共通して課題となる「ICT(情報通信技術)」と「労務管理」の双方をワンストップで相談できるテレワーク相談センターを設置するとともに、全国各地に地域窓口を設置することで、テレワークに関するご相談、コンサルティング等について、総合的な支援を行う「テレワーク・ワンストップ・サポート事業」を実施しています。
◇地域窓口の紹介
地域窓口では、テレワークに関する全般的なご相談を無料で受け付けています。
全国の商工会議所や基礎自治体等が地域窓口として登録されています。
テレワークに限らず、デジタル化や離職防止などのテーマで、無料で参加できるセミナーを実施しているところもあります。お近くの地域窓口は以下のサイトにてご確認ください。
【URL】https://telework.mhlw.go.jp/info/about/access.html
◇テレワークマネージャーのご紹介
テレワーク導入に関する専門的なアドバイスや事例紹介、コンサルティングをご希望される場合は、テレワークの専門家(テレワークマネージャー)への無料相談ができます。
テレワークマネージャーには、ICT導入や労務管理などの強みを持つ資格保有者(中小企業診断士、ITコーディネーター、社会保険労務士等)などが登録しており、3回まで無料で相談することができます。
詳細は以下のサイトにてご確認ください。
【URL】https://telework.mhlw.go.jp/
■テレワーク・ワンストップ・サポート事業の概要
・相談対応
テレワークの導入・実施時におけるICT(情報通信技術)や労務管理に関する課題について、電話や電子メールにて無料で相談対応いたします。
・コンサルティングの実施
専門的知識を有するテレワークマネージャーによるコンサルティングをご希望の場合は、ご要望に応じ、具体的な導入支援を行うコンサルティングを3回(1回1時間程度目安)まで無料で実施可能です。
まずはテレワーク総合ポータルサイトをご確認ください。
◇基本的なコンサルティングの流れ
現状の把握(1回目)
課題確認と解決策検討
↓
導入準備(2回目)
準備のための措置制度 システム設計
↓
導入後フォロー(3回目)
継続・発展に向けて課題と対策を検討
◇テレワークマネージャーへの相談事例(1)
1回目 現状に関するヒアリング、テレワーク導入の概要説明。
2回目 人事担当者向けにテレワーク勉強会を実施。労務管理に関する失敗事例やポイントを解説。
3回目 テレワークのテスト導入に先立ち、推進担当者や労働組合員の疑問を解消するための質疑応答を実施。併せて、トライアルの進め方についてアドバイスを実施。
◇テレワークマネージャーへの相談事例(2)
1回目 テレワーク推進上の課題を整理(従業規則・勤務規定の整備・推進スケジュールの作成、情報セキュリティ運用マニュアル整備など)。
2回目 テレワーク推進上のポイントを解説(役職者が率先してテレワークを実施することなど)。
3回目 情報セキュリティ面の留意点に関する講義。
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