- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道網走市
- 広報紙名 : 広報あばしり 2026年1月号
■運転席から見える“景色”~女性バスドライバーに聞いてみた~
「好き」を原動力に活躍する網走バスの女性ドライバー3名。その情熱と日々の思いに迫りました
市内の路線バスや札幌とを結ぶ都市間バス。その運転席に女性ドライバーが座っていることをご存じでしょうか。現在、網走バスには約60名のドライバーが在籍し、そのうち女性は3名。まだ少ないものの、「大型車が好き」「エアーの音が好き」という純粋な憧れから大型二種免許を取得し、活躍されています。
◇プロの仕事、働き方は柔軟に
仕事の内容は男性とまったく同じで、貸切バスの場合には長距離運転に加え、車内清掃や洗車も自ら行います。巨大な車体を洗うなど力仕事が必要な場面もありますが、そんなときは自然と仲間が手を貸してくれるなど助け合う風土があるそうです。
勤務は、朝に出発して帰宅は日付が変わるころという日もありますが、会社も子育てとの両立を応援しており、シフト調整は柔軟に対応しています。「朝から夕方まで・土日休み」という働き方が可能で、ライフスタイルに合わせて活躍しています。
◇「あなたで安心した」の声が原動力
「男性の仕事」というイメージが強い大型バスの運転ですが、「女性だから」と差別的な扱いを受けることはほとんど無いと言います。むしろ乗客から「女性の運転手さんで安心した」「なんだか嬉しいですね」と声をかけられることもあり、その瞬間に『この仕事を選んで良かった』と実感するそうです。こうしたお客さまとの何気ない触れ合いや感謝の言葉が、日々の安全運転への一番のエネルギーになっています。
◇性別に関係なく、好きなら挑戦を
一方で、人手不足は深刻な課題です。「男性だから、女性だからではなく、大型車が好き、運転が好きという気持ちがある人には、ぜひ挑戦してほしい。」好奇心から自身の道を切り開いた先輩として、そう力強く語ってくださいました。
「好き」という気持ちこそが、性別の垣根を超える一番のエネルギーなのかもしれません。生き生きとハンドルを握る彼女たちの姿は、私たちに「一步を踏み出す勇気」を教えてくれました。
問合せ:網走市男女共同参画プラン推進会議編集委員
