くらし 令和8年 市長新年挨拶
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道苫小牧市
- 広報紙名 : 広報とまこまい 令和8年1月号
■新年を迎えて
苫小牧市長 金澤 俊(かなざわ すぐる)
明けましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、新年を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
昨年は、私にとって初めて、1年を通しての市政運営となり、市民の皆さまと約束いたしました「選ばれるまち苫小牧」の実現に向け、立ち止まることなく挑戦を続けてまいりました。
その中でも、昨年4月から選ばれるまちプロジェクトとして展開している「こどもどまんなかアクション」では、小学校入学祝い給付事業や著名人による親子トークショーを実施したほか、「こどもまんなか応援サポーター」の募集・紹介などを通し、まちぐるみで子どもや子育て中の方々を支える機運を醸成してまいりました。子どもたちが健やかに育ち、夢を追いかけられる環境こそが、苫小牧の未来を創る原動力です。本年も、子ども一人ひとりの成長をまち全体で支え、「こどもどまんなかのまち」の実現に向けて着実に歩みを進めてまいります。
令和7年は、北海道日本ハムファイターズの2軍施設誘致に向けて取り組みを進めてまいりました。9月には苫小牧商工会議所を中心とした東胆振1市4町の関係団体による「北海道日本ハムファイターズ2軍施設を誘致する会」が発足し、現在も胆振・日高地域が広域的に連携した誘致活動を力強く展開しています。行政としても、この熱意を余すことなく球団に届け、2軍施設誘致の実現に向けてチャレンジしてまいります。
さらに経済面では、Rapidus株式会社による次世代半導体の試作成功や、ソフトバンク株式会社による大規模データセンターの建設開始、苫東地域の工業用地分譲などによる売上が過去最高を記録するなど、本市の更なる発展に期待が膨らむ年でもありました。この好機を最大限に生かすため、企業誘致に向けた積極的なトップセールスや既存企業のフォローアップとともに、次世代産業を支える人材の育成と、働く世代をはじめ全市民が安心して生活できる居住環境の整備を加速させてまいります。
さて、本年3月には、長年にわたり市民の皆さまの期待を集めてきた苫小牧市民文化ホール「ART CUBES(アートキューブズ)」が、いよいよ供用開始を迎えます。ART CUBESは、芸術活動の発表の場、そして国内外の質の高い文化・芸術に触れる機会を提供する、本市のかけがえのない文化交流拠点となります。この新しいホールを存分に活用し、文化芸術活動の裾野を広げ、市民生活に潤いをもたらすとともに、まちなか活性化の核として、にぎわいの創出を図ってまいります。
また、本年は昭和41年に本市が全国で初めてスポーツ都市を宣言してから60周年を迎えます。この節目に、スポーツを通じた市民の健康づくりや豊かで明るいまちづくりに一層取り組んでまいります。
特に、2月には第25回オリンピック冬季競技大会(2026/ミラノ・コルティナダンペッツォ)が開催されます。昨年、nepiaアイスアリーナでの最終予選を経てオリンピック出場を決めた、女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」をはじめ、苫小牧にゆかりのある多くの選手が、世界の舞台で活躍してくれることを楽しみにしています。
そして、7月にはサッカーJ1・名古屋グランパスの夏季トレーニングキャンプが本市で実施されます。キャンプの受け入れは地域経済に大きな波及効果をもたらすだけでなく、「スポーツ観光都市」としてのブランドを国内外に発信する絶好の機会となります。市民の皆さまと共に選手たちに熱いエールを送り、その活躍を地域の力に変えて、更なるスポーツ振興と地域活性化につなげてまいります。
私たちを取り巻く環境は常に変化し続けておりますが、本年も“市民総活躍”により皆さまのお力添えをいただきながら、子どもたちの明るい声が聞こえるまち、そして障がいのある方やご高齢の方など全ての市民が「このまちに住んでよかった」と思っていただけるまちを築いてまいります。
結びに、この一年が市民の皆さまにとって健康で、希望に満ちた素晴らしい年となりますよう、心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
