くらし 令和7年12月市議会定例会より~工藤市長の一般行政報告~(1)

11月26日から17日間の会期で開催された市議会定例会では、初日の一般行政報告をはじめ、12月補正予算の審議などが行われました。
※全文は、市ホームページにも掲載しています。

■令和7年度上期観光入込客数
令和7年度上期観光入込客数は37万4千300人で前年度比約94%、宿泊客延数は22万4千900人、前年度比約95%となりました。
観光入込の内訳は道内客が11万7千900人で前年度比約92%、道外客が25万6千400人で対前年度比約95%となります。
特に道内客は7月が前年度と比べ、約1万2千人の大幅な減となりましたが、これは7月の北海道が記録的な猛暑となり、道内旅行そのものが控えられたことが要因と考えています。
交通機関の状況では、航空機の利用は、全日空定期便、FDAチャーター便ともに前年並み、そして都市間バスの利用についても同じ水準で推移しましたが、JRは大雨による事故の影響で、4月と8月から9月にかけそれぞれ約2週間運休し、代替バスは運行したものの、観光客の足にも影響があったと考えており、前年度と比べ、4月の利用者数は約3千人の減、8月と9月はあわせて約7千人の減となっています。
なお、観光庁のデータでは、万博が開催された関西圏では宿泊客数が増加した一方で、北海道全体では前年度を下回る状況であり、これが本市の観光入込に与えた影響は大きかったと受け止めています。
また、外国人宿泊客延数は1万3千490人と前年度比約104%となり、アジア、ヨーロッパ、北米で微増しており、今後の外国人観光客の入込動向にとって、明るい兆しがみえてきたと捉えています。
この結果を踏まえ、きた・北海道DMOを中心として、今後もさらに冷涼さや景観などの地域資源を活かした魅力の創出や、受入環境の整備を進める必要性を強く感じているところです。

■本年8月から9月の大雨災害
本年8月から9月にかけて、宗谷地方北部を中心に降雨が続き、、本市において1日で100ミリを超える大雨が観測されました。
特に、8月26日から27日にかけての大雨では被害の拡大が懸念されたことから、26日朝には災害対策本部を設置し、避難所開設の準備を整えるとともに、庁内各部の対応等の情報共有を逐次行うなど、災害対応の体制を構築しました。
26日夕方には、消防団及び市役所沼川支所の巡回で曲渕地区を流れる宇流谷(うるや)川の水位上昇が確認され、曲渕町内会館を避難所とし、近隣の2人の方が一時避難されましたが、その後は雨も落ち着き、川の水位低下も確認できたことから、同日夜にはご自身の判断で帰宅されました。
また、このほか8月17日及び9月1日にも多量の雨が降っており、この2か月間の本市の大雨被害としては河川被害が8件、道路被害が37件、がけ崩れが4箇所で復旧費用は約5千500万円、牧草地の冠水による農業被害は約2千万円だったほか、住宅における床上浸水と床下浸水を1件ずつ確認しており、さらに、JR宗谷線やフェリーなどの交通機関で一部運休が発生しました。
なお、復旧工事はチララウスナイ川の土砂の除去や白い道の貝殻流出による路面補修など、すでに作業を完了している箇所もありますが、市街地の道路排水の補修など現在も復旧作業を行っている箇所もありますので、引き続き対応を進めてまいります。