その他 本市の発展に尽力された 14氏、1団体を表彰(1)

本市の発展に尽力された方々に、表彰状と記念品をお贈りしました。表彰された方のお名前及び功績をご紹介します。
※年齢は10月1日現在

■稚内市政功労者
◇谷口 衛(たにぐちまもる)さん(81歳)
[会社役員・宝来3]
昭和23年11月に創刊された「日刊宗谷」を刊行する宗谷新聞社に昭和35年に入社されて以来、同社が主催する数多くのスポーツ大会および文化事業の企画・運営に携わり、中心的な役割を果たしてこられたことにより、新聞を通じて地域の教育、文化、産業、経済、スポーツの振興、青少年の健全育成、福祉、医療の充実への普及啓発に寄与されました。
また、道北中学校野球大会および宗谷管内児童生徒美術展をはじめとする、同社の主催・共催・後援事業が昭和から平成、令和へと長きにわたり継続して開催されてきたことは、本市の文化・スポーツの振興発展および青少年の健全育成に寄与するものであり、同社代表としてこれらの事業開催を牽引されたことにより、市勢の発展に多大な貢献をされました。

◇越 政隆(こしまさたか)さん(77歳)
[行政書士・こまどり4]
本市の情報公開制度および個人情報保護制度の創設にあたり、開かれた市政の実現に向けて、専門的な見地から条例草案の編成に尽力されました。平成13年4月には、稚内市情報公開条例および稚内市個人情報保護条例の施行に伴い、これらの条例に基づく稚内市情報公開審査会および稚内市個人情報保護審査会の委員に就任され、市民の権利擁護に大きく寄与されました。
また、平成15年からは稚内市情報公開審査会および稚内市個人情報保護審査会の会長に就任され、制度運用の要として尽力されました。公開請求者等からの不服申し立てに対しても、常に公平中立な立場から公開内容の厳密な検証と的確な審査を行い、指導的な役割を果たされたことは、本市の情報公開体制における信頼性の確保と、個人情報の適正な取扱い体制の確立にも大きく寄与するものであり、市勢の発展に多大な貢献をされました。

◇梅村 俊範(うめむらとしのり)さん(76歳)[会社役員・こまどり5]
平成27年から社会福祉法人稚内社会福祉事業団(現・稚内福祉会)の評議員、理事および理事長を歴任され、高齢者や障害者への多様な福祉サービスを地域に提供するなど、個人の尊厳を保持しながら生活できるよう支援し、地域住民の自立と地域社会とのつながりに資する重要な役割を担っています。
また、特定非営利活動法人ノース工房運営委員会理事として障害者の就労を支援し、障害者福祉の向上に尽力されたほか、稚内北斗ライオンズクラブの幹事、会計、副会長および会長を歴任され、さまざまな事業者間の連携を密にしながら、地域社会への貢献活動を積極的に行っています。
さらには、さくらヶ丘町内会の会長として、子どもからお年寄りまで安心して暮らせる地域づくりに尽力されるなど、さまざまな分野で市勢の発展に多大な貢献をされています。

◇貝森 輝幸(かいもりてるゆき)さん(76歳)
[会社役員・栄1]
平成2年から平成22年まで稚内カーリング協会の副会長および会長を歴任され、本市の冬季スポーツの一つであるカーリングの普及促進を通じて、青少年の育成に尽力されました。平成26年からは北海道カーリング協会会長および公益社団法人日本カーリング協会会長を務められるなど、本市のみならず全国的に幅広くカーリングの普及促進に取り組まれています。
また、平成24年から令和6年まで稚内地区交通安全協会の常務理事および副会長、平成20年から現在まで一般社団法人稚内交通安全協会の理事、常務理事および副理事長を歴任され、市民や管内住民への交通安全意識の啓発に加え、各関係団体と連携した交通安全活動の取り組みにも尽力されています。
さらには、平成8年から現在まで社会福祉法人稚内緑ヶ丘学園の理事および理事長として、知的障害福祉と高齢者介護を通じて、障害者や高齢者の社会参加の促進に寄与されているほか、宗谷地方安全運転管理者事業主会の会長兼稚内支部長、稚内砂利砕石協会会長、宗谷地方骨材商工業協同組合組合長、旭川地区トラック協会理事、稚内商工会議所常議員など、多分野にわたり市勢の発展に多大な貢献をされています。

◇山崎 雅史(やまざきまさし)さん(74歳)
[会社役員・中央5]
平成21年6月に稚内市公平委員会委員に選任された後、引き続き平成26年4月に宗谷管内18団体により共同設置された宗谷公平委員会委員に選任され、現在まで在任されており、この間、公平委員会制度の運営に熱心に取り組まれています。
また、平成22年からは稚内市遺族会会長および宗谷地区連合遺族会会長として、平成24年からは一般財団法人北海道連合遺族会評議員として、現在に至るまで戦没者の遺族の福祉の増進などに尽力されています。
さらには、平成9年から現在まで長きにわたり保護司として、また平成19年から令和5年まで稚内地区協力雇用主会会長として、犯罪や非行をした方々の自立および社会復帰のための就労支援に寄与されているほか、その豊富な知識と経験を活かし、民事調停委員、家事調停委員、稚内ロータリークラブ会長、南3町内会会長なども務められるなど、さまざまな分野で市勢の発展に多大な貢献をされています。