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地域おこし協力隊 あかりがインタビューしてきました

「名寄に来たら楽しいことができるーアウトドアの街として広めたい」
Profile:森 和季-もり かずき-
旭川市出身。高校卒業後、東京の大学に進学。その後東京で就職しますが、地元北海道に戻りたいと地域おこし協力隊に応募。
2022年7月地域おこし協力隊に着任、2025年3月に卒業しました。

今回は元地域おこし協力隊員で現在はアウトドアガイドとして独立された、森 和季さんに地域おこし協力隊になったきっかけや、卒業してからのお話を聞いてきました。

■都会で感じた、自分に合った暮らし
旭川の高校を卒業して、検察官を目指し東京の大学に進学しましたが、検察官への道は難しくて、手が届きませんでした。その後、就職を考えた時に東京に残るか、北海道に戻るか最後まで悩んで東京の銀行に就職したんです。学生の頃から北海道に帰りたい思いはあったのですが、就職してからはより強く考えるようになって。満員電車に毎日揺られてっていうのが性に合わず、銀行を退職して北海道に帰ることにしました。名寄にくるきっかけは、移住のサイトを見ている時に見つけた地域おこし協力隊という制度で、自分がやりたかったアウトドアの募集があったことがきっかけで応募しました。

■よそ者だから感じれた人の温かさ
名寄はこれまで高校の部活で一度来たことがあったぐらいで、ほとんど何も知らない、知り合いもいない場所でした。でも、協力隊として活動している中で、応援してくれる人やサポートしてくれる人が多くて、人の温かさを感じています。任期中は観光協会の仕事や、アウトドアガイドの仕事、夏はカヌーやサイクリング、冬はスノーモービルでの雪山ガイドを主にしていました。名寄の人の優しさや街の住みやすさもあって、任期終了後も名寄に残って独立することを決めました。

■名寄のアウトドアの中心にいたい
独立して初めての夏シーズンですが、協力隊の頃よりもできることの幅が広がり、市外でもカヌー事業に挑戦しました。これからもさらに活動を展開し、名寄のアウトドアの知名度を上げていきたいと思っています。アウトドアの街として名寄に観光客を呼び、できればその中心にいたいですね。協力隊任期中に企画した、ふうれん望湖台でのアウトドアフェスを今年も開催できましたが、今後も名寄に来たらアウトドアが楽しめるというイメージ作りが出来るように頑張っていきたいです。
森さんのカヌー・サイクリングツアーやパウダースノーサファリを以前体験させてもらいましたが、名寄の豊かな自然を間近に感じることができ、とても感動しました。多くの方に名寄の美しさを知って、楽しんでもらえると嬉しいです。地域おこし協力隊の仲間としても、応援しています。

移住定住コーディネーター(地域おこし協力隊)
東口明香里 -ひがしぐち あかり-

問い合わせ:秘書広報課プロモーション推進係(名寄庁舎3階)
【電話】01654(3)2111(内線3308・3316)