文化 「炭鉄港」って、なに? その8

■炭鉄港カードができました!イベント参加者に無料配布します
炭鉄港の活動の中にはさまざまなイベントや、ワークショップの他に、他の市町の炭鉄港の遺構を巡ったり、スタンプを集めたり…楽しみながら炭鉄港のあり方を知る方法がいろいろと用意されています。
7月1日からは「炭鉄港カード」の配布が始まりました。
炭鉄港カード、とは炭鉄港に参加している小樽市や室蘭市、岩見沢市などがそれぞれの「構成文化財」のカードを作り、配布するというもの。11種類全てのカードを集めると、「特別仕様のホログラムカード」がプレゼントされ、抽選で「炭鉄港地域の特産品」も当たるという楽しい企画が始まっています。
歌志内の炭鉄港カードのモチーフは、もちろん「旧上歌会館(悲別ロマン座)」です。
キャッチフレーズは「炭鉱に暮らした人々の喜怒哀楽の舞台」。そう、皆さんよくご存知の通り、この場所は単に劇場、映画館というだけではなく、保育園のお遊戯会が開かれたり、労働組合の決起集会や、炭鉱事故の殉職者の葬儀の場にもなりました。まさにこの場所に暮らした人たちの「喜怒哀楽」の舞台そのものが「旧上歌会館(悲別ロマン座)」なのです。
このカードを求めて、多くの方が本市を訪れてくださることを願っています。もちろん市民の皆さんも、このカードを手にすることができます。まずはイベント会場での配布から。

〔地域おこし協力隊 石井葉子〕

■「炭鉱(ヤマ)の日・キャンドルナイト」
1600個のキャンドルがロマン座を照らします。「山の日」は「炭鉱(ヤマ)の日」。
単にキャンドルの明かりがきれい、というだけではなく、炭鉱事故で亡くなった方への鎮魂の意味も含めてのキャンドルの点灯です。参加していただいた希望者の方に、できたての「炭鉄港」カードをさしあげます。
他に道の駅、チロルの湯、郷土館でも1000円以上の物品購入をされた希望者に配布しています。この夏、11か所全ての炭鉄港市町を巡る旅に出てみるのはいかがでしょうか?
日時:8月11日(月) 18:00~20:00
場所:旧上歌会館(悲別ロマン座)歌志内市字上歌1番地5
参加料:無料
主催:歌志内市、商工会議所、ボランティア団体ウタピリカ、地域おこし協力隊・石井葉子

問合せ:地域おこし協力隊 石井葉子(ふるさと振興グループ)
【電話】42-3215