くらし 協力隊とごいっしょに

4月1日に歌志内の地域おこし協力隊に着任してあっという間に半年が経過しました。
今年の春は気温の上昇が緩やかでしたので、着任時にはまだぶどう畑に雪が残っている状態であり、「雪よ、早く解けてくれ」と気持ちばかりが先走っていたことが、今では懐かしく思えます。
6月は全国的に観測史上1位の高温を記録するなど、一昨年、昨年に引き続いてぶどうの栽培がたいへん厳しい夏となりました。それに加えて大雨にも見舞われたりと、これまでにはなかった問題を突きつけられたぶどう栽培となりました。
しかし、共に苦難を乗り越えてきたぶどうだからこそ格別の思いがありますし、必ずや素晴らしいワインとなってくれることでしょう。
9月末には醸造免許が下り、本市初のワイナリーが誕生しました。歌志内でぶどうを育て、歌志内でワインを醸す。正真正銘の歌志内ワインがこれから造られます。ワインとして送り出すまで、気を緩めることなく醸造作業にもあたっていきたいと思います。
「2025ヴィンテージ」のリリースにご期待ください!

〔地域おこし協力隊 笠森哲広〕