- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道新篠津村
- 広報紙名 : ふれあいの里 新しのつ 令和8年1月号
しんしのつ村歯科診療所
小野院長
■歯磨きとプラーク(歯垢)・歯石について
お口の2大疾患である、むし歯と歯周病の主な原因はプラーク(歯垢)です。
プラークとは食べかすとは違い、口の中の菌とその産生物からなる、歯の表面に付着した白く柔らかな沈着物です。食後数時間で形成され、プラーク1mgの中には10億個以上の細菌が存在しています。付着している時間が長ければ長いほど、歯を溶かしたり歯肉組織を破壊してしまうので、その日に付着したプラークはその日の内に除去することが大切です。また、歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間にも形成されます。粘着力があり、水に溶けないため、うがいだけでは取り除くことができません。
取り除くためには、ブラシで擦って除去することが必要です。歯と歯の間に形成されたプラークは、歯ブラシでは取り除くことが困難なため、歯間ブラシやデンタルフロス(糸ようじ)等の歯間清掃用具で取り除くことがすすめられます。歯の間に食べ物が挟まっていなくても、歯間ブラシやデンタルフロスを使用し歯ブラシでは届かないプラークを除去する必要があります。歯ブラシをしていても虫歯や歯周病になってしまう原因の多くは、フロス・歯間ブラシの未使用です。
ブラッシング習慣や方法、自分の磨き残しやすい傾向を歯科医院でチェックしてもらいプラーク除去方法を習得しましょう。
