- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道新篠津村
- 広報紙名 : ふれあいの里 新しのつ 令和7年11月号
■病は気から
すこやかクリニック新篠津 院長 松井
テレビの影響か、帯状疱疹ワクチン接種が増えています。帯状疱疹は、体調の悪い時に水痘ウィルスが起こす炎症ですが、症状の強さは様々です。精神的ストレスで発症することもあります。皮疹が出ず皮下で痛む場合もあります。この他に高血圧、不整脈、狭心症、心筋梗塞、胃潰瘍などもストレスから発症することは御存知でしょう。
とかく日本人はマイナス思考が多いようです。専門家は「もっとプラスの部分を考えよう。楽しいことでストレスを軽減しよう」と話しています。神経の疲れをとるのはレクリエーションだけだと言われています。これに運動を加えれば血液の循環が良くなり脳も活性化されて更に良いですね。運動の後に鏡を見て下さい。顔色が良くなっていて少し若返ったように見えると思います。
さて、いつも感じるのですが、長寿の人はしっかり食べています。これが生命の源ですね。実りの秋は人も熊も食が進む季節です。ところが今、日本では日曜日に1食も食べない人が270万人もいます。そして子供食堂も激増しています。これは日本人が貧しくなったということです。政治の責任ですね。なのに“新首相候補者”の弁では「医療費を削減し…防衛費を増額して周辺軍事に対抗せねば…」と。愚かですねぇ。大陸のプーさん、習さん、金さんの軍事三人衆には勝てません。日本の道は平和外交。まずは国民にしっかり食べさせよ!なーんて考えているとまたストレス。秋の味覚を食べて気分転換、気分転換。
