スポーツ 地域おこし協力隊活動報告

■野球がつないだ縁を大切に 吉田雄人 Yuto Yoshida
森町出身。小学1年生から森クラブ野球少年団で野球を始め、高校生時代は3度甲子園に出場。2018年までプロ野球オリックス・バファローズ在籍。4年ぶりに復活した森高校野球部の監督として甲子園を目指す。

こんにちは。体育課所属地域おこし協力隊の吉田雄人です。
昨年4月に協力隊員に就任し、初年度を皆様のご協力によりなんとか走り切ることができました。関わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。
「高校野球でもう一度夢を追いたい」
その想いのみで生まれ故郷の森町に戻ってきた私は「森高校の野球部を復活させ甲子園を目指す」という目標を掲げ活動をスタートしました。
この1年間の活動は協力してくださる方々のおかげで、校内にある野球グラウンドの大規模整備が行われたり、遠方からの生徒を受け入れるための寮が整備されたりと、着実に準備が進められたと思います。
私自身の活動としては、森高校の在校生を対象とした野球体験会の開催や中学生の試合の視察、北海道が主催する「ほっかいどう応援セミナー」への参加など、このプロジェクトのPRとなる活動をメインに取り組みました。
1年間の活動の甲斐あり、今年度は4名の新入生が野球部への入部を希望し、無事野球部が復活することになりました。4名とも町外からの入学で、そのうち3名が寮で生活を送っています。5月に行われた春季大会では八雲高校と連合チームを組み、森高野球部としては8年ぶりとなる公式戦出場を果たす事ができました。結果は残念ながら初戦敗退となりましたが、今後も継続した大会出場を目標に活動していきたいと思います。
今はまだ人数も少なく単独出場すらできない状態ですが、志を高く持ち、今できることに精一杯取り組み、町民の方々に感動を与えられるようなチームになっていきたいと思います。今後とも温かい応援をよろしくお願いいたします。

問合せ:体育課
【電話】(2)1234