くらし 町有バスに新車両(14人乗りワゴン)が導入されました

奥尻町では、公共交通の発展によるまちづくり政策の推進を図るため、今年4月に『奥尻町地域公共交通計画』を策定し、グリスロやライドシェアなどの取組みを実施しています。
この取り組みの一環として、国の事業(共創モデル事業)を活用し、町有バスの「ダウンサイジング実証運行」を実施することとなり、新たに14人乗り車両1台を導入し、町有バスの小型化を図り、運行効率の改善や今後の維持管理費の削減等に取り組みます。
町有バスは、現在定員が40名前後の中型バス車両を中心に運行していますが、日中のバス利用者が少ない時間帯でも中型バスで路線バスを運行し、運行効率が悪いと思われている方も多いと思いますが、小・中学校のスクールバス対応や高校生の通学等を踏まえると中型バス車両が一定数必要となるため現在の車両体制となっています。
また、町有バスの半数以上の車両は耐用年数を超えており、計画的な車両更新が急がれる状況となっていますが、車両を新たに購入するとなると大きな財政負担を伴うため、今後の町有バス運営における課題となっていますが、町民の暮らしを支える公共交通として責任ある運行体制を維持しつつ、持続可能な公共交通の仕組みを構築するため、本事業の導入による経営改善を推進するものですので、車両導入の趣旨等をご理解の上、引き続き町有バスに対するご理解とご協力お願いいたします。

■実証運行の概要
1)実証運行期間 12月~(早ければ11月下旬~)
2)現在の運行計画
午前…神威脇方面1往復(9:30~11:55)
午後…稲穂方面1往復(12:22~13:28)
3)期待される効果
燃料費20%削減、維持管理費30%削減、安心・安全運行の向上や運転手負担の削減など