健康 まだまだ夏の暑さに御用心! 熱中症に気を付けよう(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道黒松内町
- 広報紙名 : 広報くろまつない No.567 令和7年8月号
気温が高くなり、連日ニュース等で耳にする熱中症。
正しい知識を身に着け、一人一人が気を付けながらこの夏を元気に過ごしましょう!
◆熱中症とは
高温多湿な環境下で、発汗による体温調節などがうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまう状態のことです。
屋外だけでなく屋内でも発症する危険があるため、正しい知識を身につけ、体調の変化などに気を配りながら熱中症による健康被害を防ぎましょう。
◆熱中症の症状
○軽度の場合
・めまい・立ちくらみ
・生あくび・大量の発汗・筋肉痛
・こむら返り
症状が進むと・・・
↓
○重度の場合
・頭痛・嘔吐・倦怠感
・判断力低下・集中力低下・虚脱感
◆熱中症の予防・対策
・こまめに水分、塩分を補給する
・エアコンや扇風機を利用する
・気温や湿度に合わせた服装をする
・十分な睡眠、食事をとる
・屋外での作業を早朝や夕方などの涼しい時間帯に行う
※水分や塩分などの摂取量は病気などによっても異なりますので、かかりつけ医の指示に従いましょう。
▽水分補給の目安
※参考…厚生労働省
▽厚生労働省熱中症予防サイト
最新の予防・対策情報などは厚生労働省熱中症予防サイトで確認できます。
■黒松内町の気候の変化
左のグラフは8月の本町の気候を表しています。
青いグラフは「最高気温が25℃を超えた日数」で、2008年は10日のみでしたが、2016年には27日と2.7倍まで増加しています。
オレンジのグラフは、「最高気温が30℃を超えた日数」ですが2008年は0日だったのに対して、2020年、24年には4日とその数は増加しています。
※参考…気象庁HPより過去のデータを比較